「メシおごるから、今度うちのチームにトレーニング教えてくれる。チャチャッとでいいから」よく言われる言葉です。
*2019.10月の写真(早くみんなで行きたいものです)
後輩だから、友だちだから、おごれば大丈夫
後輩だから、友だちだから、ご飯をおごれば大丈夫だと思ってしまうものです。
スポーツ界はずっと体育会系です。
特に先輩、後輩の関係はしっかりしています。
苦手な人も多いのでしょうが、私は決して嫌いではありません。
ずっと体育系でしたし。
体育会系あるあるは「おごる&おごられる」の関係です。
学生時代にはよく、先輩におごってもらいました。
それに負けないくらい後輩にもおごりましたが。
「今度、メシおごるからガソリン入れてきて」
「今度、メシおごるからコンビニ行ってきて」
「今度、メシおごるから○○やって」
数えきれないほど頼まれましたし、頼んできました。
その影響なのでしょうか。
いまでも、後輩や友だちに
・なにかを頼むとき
・なにかをしてもらうとき
そのお礼にメシをおごる。
そんな風習が残っています。
体育会系出身としては、とてもほほえましい光景です。
しかし、後輩や友だちがやっている仕事に対して、それはナシにしましょう。
つい私もそのクセが出そうになりますが、踏みとどまっています。
チャチャッとできるのは、タダだと思いがち
チャチャッとできるのはタダだと思いがちです。商品(モノ)がなければなおのことです。
そのことを専門でやっていれば、ある程度のことならチャチャッとできるものです。
それが仕事ですからあたりまえだと言えます。
こんな私でもメインタイトルのように、簡単なトレーニングなら、そんなに苦労することなくぶっつけ本番でもサポートができるものです。
しかし、トレーニングを「チャチャッと」表現されるのも嫌ですし、チャチャッとされるチームの選手も嫌でしょう。
そう言った人も、決して悪気はないこともわかっていますが、やはりすっきりしないものです。
まして、その対価がメシ(おごられる)ですから。
もしも後輩や友だちがレストランを経営しているとします。
その後輩や友だちに
「今度、メシおごるから、お店でチャチャッと料理を食べさせて」
などとは決して言わないのではないでしょうか。
今いるお客さんのことを思いだそう
もしも「今度メシおごるから……」と言われたら、きちんと料金を払ってくれているお客さんのことを思いだしましょう。
メシと引き換えに頼まれ、すっきりしないとき。
そんなときは、いまのお客さんのことを思いだしましょう。
日ごろから、いちばん助けてもらっているのはお客さんです。
そのお客さんはいつもきちんと料金を払ってくれています。
なかには長い間、お客さんでいてくれる人もいるわけです。
そんなお客さんこそ、たまにはメシ代だけにしてあげたいのではないでしょうか。
(実際にはそんなことはないですが)
もしも先輩や友だちに仕事としてやっていることをメシ代で頼まれたら。
そんなときはいまのお客さんのことを思いだしましょう。
もちろん、ぜひやらせて欲しい人からの依頼や、ぜひやりたいことなら、喜んでやりましょう。
体育会の人(先輩や後輩)の参考になればと。
【編集後記】
ブログの下書きで使っている「Open Live Writer」ソフト。
最近、途中で文字が打てなくなることがあります。
カーソルを移動させたり、リターンしたりすると文字が打てるようになります。
ちょっとしたストレスです。
再起動してもダメでした。
すこし考えなければ。
【昨日のOnce a day】 一日一回新しいことを
・ある新しい仕事の提案を受ける