初めて本格的にウエイトトレーニングのサポートを受ける高校1年生。
まずは用具の扱いから伝えるようにしています。*全員で重りを取りに行く様子(かたづけは段取りよくできました)
用具の扱い方
ウエイトトレーニングを始めるにあたって、用具の扱い方は重要です。
・考え方
・やり方
・フォーム
・重量設定
・回数
・セット数
・インターバル(休息時間)
など、伝えるのはとうぜんです。
本格的にウエイトトレーニングをするのは初めてですから。
(2か月前までは受験勉強をしていた中学生でしたし)
しかし、上記の前に、用具の扱い方を伝えるようにしています。
扱い方を覚えれば、
・ケガなく
・素早く
・スムーズに
ウエイトトレーニングに取り組むことができるからです。
安全に
初めに伝える、用具の扱い方についてまとめてみました。
効率よく運ぶ
私はオリンピックリフティングである、スナッチをよくプログラムします。
私のサポートする高校の室内練習場は、ボールが当たらないように
ネットで囲まれています。
その外にラックやベンチがあり、そこから
シャフト(バー)や重りをラックから運ばなくてはいけません。
ネットの中と外に分かれ、バーや重りを
・外からネットの下からくぐらせる役
・ネットの下から練習場に引き込む役
に分かれれば、スムーズに準備ができます。
しかし、ひとりで持ってネットを出入りしたり、集団でかたまって
作業をしたりするなど、効率が悪いのです。
中には、なにも持たないでネットを出入りする人、
ネットを持っているだけの人もいるのです。
効率のいい運び方、準備の仕方を伝えています。
ウエイトをするゾーンと待機ゾーンを分ける
室内練習場はとうぜん、ウエイトリフティング場ではありません。
ウエイトトレーニングをする人と、しない人(待機する人)のゾーンを
分けなくてはいけません。
ウエイトトレーニングでケガをしてしまえば元も子もありません。
まして選手同士、ケガをさせた、ケガをさせられた
になると、お互いにイヤな気持ちになります。
たいへんなことでもあります。
カラーコーンでゾーンを分けるのですが、ゾーンがきっちり
認識できるように伝えます。
ウエイトのつけ方、外し方
重りのつけ方、外し方は徹底的に練習します。
スムーズに重りの脱着ができれば、
・ケガが少なく
・休憩時間も短く
・簡単に(軽く)
できるからです。
重りの脱着をもたもたしていると、次のプログラムに早く入れません。
そして、
・指を挟む
・腰を痛める
・足に重りを落す
ことが少なくなります。
そしてやり方を覚えると、脱着が軽く(おもさが軽く)できるのです。
全員、できるようになるまで反復練習をします。
・もたもたしているともったいない。ウエイトトレーニングでプレートを素早く交換する方法
スムーズにできればトレーニングもやりやすい
上記のように、用具の扱い方をマスターすると、いいことばかりです。
・準備が早くできる。
・待ち時間が少なくトレーニングできる
・安全である
・うまくいかなくイライラしない
・重さを感じずに軽くできる
・あと片付けも早くできる
など。
準備やセットに気を取られることなく、トレーニングに集中できるのです。
そして、用具の扱い方でチームワークも試されます。
口でいくら「チームワーク」や「One Team」などと言っても、用具の準備や
重りの交換(つけ外し)など、もたもたしていると、口だけになってしまいます。
協力し合うことで、スムーズな用具の扱いができるのです。
これが、まずは用具の扱い方から伝える理由です。
■今日のあとがき
5/21(火)午前中はファミレスで仕事。
午後からは選手のサポートでした。
7月にある、私も出場予定の大会に、選手も出場するとのこと。
(調整を兼ねて)
私の試技も見られるでしょう。
見られても恥ずかしくない試合をしなくちゃ、です。
(彼女の2/3しか挙げられませんが)
夕方はZoomウェビナー。
「誰が子どものスポーツをささえるのか」が、
テーマでした。
■Something new Once a day
(一日一回新しいことを)
・笹川スポーツ財団ウェビナー
・「±」入力 (ぷらまい)
■期間限定「減量日記」
3/22
減量19日目。
現在体重65.66㎏
(目標61.00㎏)
6/8まであと18日