人と比較をして、相手の才能をうらやましがったり、自分の力のなさに落ち込んだりする自分がいました。
自分基準で考えればいいといわれるものの、そう簡単ではないもの。
すぐに人と比較してしまわないようにするには、どうしたらいいのか考えてみました。
比較するのはうらやましいから
すぐに比較してしまうのは相手をうらやましく思うからです。
小さい子どもは
・○○ちゃんの持っているあれ欲しい
・○○ちゃんのおうちは△△行った。あそこに行きたい
・○○ちゃんはアレやっていた。アレをしたい
など正直に口に出します。
大人になれば口には出しませんが、
・あの○○さんが持っているバッグが欲しい
・あの○○さんのような車が欲しい
・あの○○さんが行った△△に旅行したい
など思うことが多いでしょう。仕事では
・○○さんの会社は大きい
・あの会社は給料がいい、休みが多い
・○○さんの仕事をやりたい
などキリがありません。私も
・あの人のように有名チームを指導したい
・あの人のように有名な選手を指導したい
・ナショナルチームに帯同したい
など思っていた時期もありました。
関係者を誰も知らないときは、あまり思いませんでした。
しかし仕事を続けていると、知り合いや友達がだんだん、有名な選手やチームを指導していくようになるわけです。
すると自然に、「○○さんはあのチームを担当しているのに、私は…」
と勝手に比較をしてしまうのです。
うらやましく思っていたのかもしれません。
比較するのは相手から劣っていることを探すから
相手と比較してしまうのは、相手より自分の劣っていることを探すからかもしれません。
・英語が読めない。話せない
・論文が読めない
・上手く文が書けない
・医療資格がない
・テーピングができない
から始まり、
・有名なチーム指導の実績がない
・有名な選手を指導したことがない
・チャンスがない
・運がない
など、最後はグチにも似た、「ないもの探し」になってしまいます。
「ないもの探し」の次は、それを埋めようとします。
・アレやらなきゃ
・これやらなきゃ
・この勉強しなきゃ
・あの資格も、この資格も取らなきゃ
インプットしてもインプットしても、キリがありませんでした。
デビューがない万年修業中のようでした。
自分に少しだけ自信を持つ努力
相手をうらやましく思ったり、自分の劣っていることを探したりしないようにするためにはどうしたらいいでしょうか。
自分に少しだけ自信を持つ努力をすることで、相手と比較しないようになるのではないでしょうか。
私も以前は、上記のように、相手と勝手に比較をして、落ち込んでいました。「なぜ私がダメなのだろう」とも思っていました。
しかし、今では完全に比較しなくなったかというと嘘になりますが、あまりしなくなりました。うらやましくも思いませんし。
理由は、私がうらやましく思っていることすべてを兼ね備えている人はいないとわかったからです。
多くの人の、いいところばかりを集めて、うらやましがっていたのです。
そして、それらを自分と比較して、足りないものを探しているのに気がついたのです。
すべての人には、すごいところもあるし、苦手な分野もある。
私も苦手な分野だけではなく、すごくはないけど、ちょっとだけ自信を持っているところもある。
と。
まったく努力をしないのは問題外ですが、「ないもの探し」をするのではなく、あるものを探す。
「ちょっとだけ自信を持っているものを探してみる」と思うようにすると、比較することが気にならなくなりました。
「相手をうらやましがる」「相手から劣っていることを探す」比較は
ネガティブな比較だったのです。
そんなことを考えていても仕方がありませんし。
自信満々は私もきらいですが、「控えめな自信」を持っていることも
大切なのではないでしょうか。
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最近は相手との違いを見つけるために比較するようになりました。
「ポジティブな比較」かもしれません。
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【編集後記】
以前から行きたいと思っていた食堂に行ってきました。
港のある会館の中にあるカフェなのですが、一度定食を
食べに行きたいと思っていたのです。
車で向かったのですが、途中でラーメン店の「新発売」のぼりを発見。
誘惑に負けそうでしたが、目的地を変えませんでした。
食堂に着いて、張り紙をみてびっくり。
なんと明後日で閉店でした。何十年も続いたお店。
閉店前前日に行けてよかったです。
日替わり定食もgoodでしたし。
はじめて食べたのに（お店は何度も見たことがありました）
なぜか感慨深いものがありました。
【昨日のOnce a day】一日一回新しいことを
・fit365見学
・クリームのパルミエ（パン）
