何かをはじめようと思ったとき、形から入るタイプの人がいます。そんなタイプの人のメリットとデメリットをまとめてみました。
形から入るタイプ
たとえば運動をはじめようと思ったとき、形から入るタイプの人がいます。
形から入るタイプとはどんなことでしょうか。
運動をはじめようと思います。
もしサッサとはじめるタイプの人ならば
・とりあえずウォーキングからはじめる
・近くのフィットネスクラブに入会する
・近くのパーソナルジムでパーソナルトレーニングを受ける
・動画を見てトレーニングをやってみる
など圧倒的な行動力で、「思ったときがはじめるとき」のタイプです。
それとは反対に、形から入るタイプの人は、
・ウエア、シューズを選ぶ（ネットのレビュー、ショップスタッフのアドバイス）
・ウエア、シューズを買う（そこそこのレベル）
・複数のフィットネスクラブを見学もしくは体験（ネットでも調査）
・パーソナルジムでも
・動画を探す、書籍を探す、読む
などでしょうか。
私は典型的な形から入るタイプなので、「サッサとはじめればいいのに」と言われることもあります。
そんな性格なのだからしょうがありません。
もし、これではだめだと思うのなら、形から入るタイプからの変更、もしくは脱却をはかるでしょう。
しかし物事はなんでもコインの裏表です。
メリットもあるので、悪いことばかりではないかなと思っています。
（心のどこかでサッサとはじめるタイプがいいなとも思っているのですが）
形から入るタイプのメリットとデメリットはなんでしょうか。
形から入るタイプのメリット
なんでも形から入るタイプの人のメリットです。
テンションが上がる
最大のメリットはテンションが上がることでしょうか。
運動をはじめようと思ったとき、
・好きなウエアやシューズを買う
・気に入ったフィットネスクラブを見つける
・（ガンガン）トレーニングしている自分を想像する
・上手くなった自分を想像する
など、好きなモノ、気に入ったモノ、選び抜いたモノを使えるのはうれしいかぎりです。
テンションが上がり、張りきってしまいます。
はじめからいいモノを使える
はじめからいいモノを使用できるメリットがあります。
慎重に選んでも、よくないモノもあるのが現実です。
しかしそんなことを言っていてもキリがありません。
一応、慎重に好きなコト・モノを選んだのですから、いいモノのはずです。
ありあわせのモノから、はじめるより「いいと思えるモノ」からはじめられるのは気分もいいですし。
「これだと失敗がない」と言われるモノを買って、使いはじめるのも「間違いがない」可能性が高いでしょうし。
「いいといわれるモノ」からスタートできれば気分もいいでしょう。
覚悟ができる
「決心がつく」と言ってもいいかもしれません。
ある程度いいモノにはお金がかかります。
すべてではないでしょうが、ある程度の高性能であれば高いでしょうし。
質がいいから価格が高い場合も。
そんなものを準備すれば、
・頑張らなくてはいけない
・損をしたくない
・元を取らなければいけない
・続けなければいけない
などと思うものです。
「これ買ったのだから頑張ろう！」
とはだれもが思うことです。
「それを続けていこう」という決心がつきます。
形から入るタイプのデメリット
形から入るタイプはデメリットもあります。
慎重になりすぎて行動が遅い
行動が遅くなるのが最大のデメリットではないでしょうか。
形から入るタイプは、そう言われることが多く、最も自覚していることでもあります。
・調べるのに時間がかかる
・選ぶのに時間がかかる
・購入もしくは入会するのに時間がかかる
慎重になりすぎて行動が遅くなるのが欠点です。
スタートのタイミングを逃すこともあります。
また慎重になりすぎて、その時点で疲れることがあります。
これからやることのデメリットばかり探してしまうこともあり行動に移せないことも。
サッサとはじめられないデメリットがあります。
オーバースペックの可能性
上記に挙げた「はじめからいいモノを使える」の反対の側面です。
はじめるにはオーバースペックの可能性があります。
オーバースペックとは和製英語です。
オーバーは過剰、やりすぎなどの意味が込められています。
スペックとは性能です。
ハイスペック（高性能）やロースペック（低スペック）ではなく「過剰な性能」ととらえてもいいかもしれません。
初心者や初級者なのに
・性能が良すぎる
・機能が複雑すぎる
・機能を使いこなせない
・過剰すぎる性能、機能
の場合もあります。
ランニングを初めてはじめようと思い、今話題の
「ナイキ厚底シューズ ズームXヴェイパーフライネクスト％」定価30250円
はさすがにやりすぎでしょう。
（そんなタイプの人は嫌いではありませんが）
入門編といったモノを使ったほうが使いやすい場合も多くあります。
オーバースペックの可能性があるのはデメリットです。
やめると損をする
決してお金だけではありません。すぐにやめてしまうと損をすることがあります。
たとえばハイスペック（高性能）のモノを買ったとします。
もしもすぐにやめてしまえばそれだけ損をします。
入門編の安いモノやお試し用のモノであれば多少の出費でも大丈夫です。
体験料と思えば安いものです。
お金だけではなく時間も損をします。
・いろいろ調べる時間
・いろいろ探す時間
・いろいろ迷う時間
・いろいろ選ぶ時間
など、ササっとはじめてしまえば、すぐにやめてしまっても、時間をムダにしていません。
すぐにやめてしまった場合はお金に限らず時間も、ちょっと損した気分になります。
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以上、メリット、デメリットをまとめてみました。
それぞれ、メリット・デメリットがありどちらのタイプがいいのかわかりません。
私は典型的な形から入るタイプですから、デメリットをいつも感じて落ち込むこともあるわけです。
いろいろな本にもササっとはじめなければダメと書いてありますし。
私の好きな芸能人がよく言う言葉は
「見るまえに跳べ」
です。
いい言葉だと思いつつ……。
じっくり考えて、慎重に選びたい気持ちもありますし、そんなタイプも嫌いではありません。
メリット・デメリットを理解して、「いいとこどり」をするのも方法ではないでしょうか。
もし何か不都合なことがあり、変わりたいと思えば、タイプの変更もよしとしたいものです。
【編集後記】
先日、2月にオープンしたチェーン店に行ってきました。
全国チェーンですが、これまで2回しか行ったことがなく、また行きたいと思っていたところに新店オープンでした。
スタッフの中に4年前にチームサポートした選手が。
きつかったトレーニングを覚えていてくれました。
今は競技をやっていないようでしたが、元気さは相変わらずでした。
【昨日のOnce a day】 一日一回新しいことを
・マフィンサンド エッグチーズ
・アーモンド効果
・串カツ田中 野々市店
