梅雨に入り、雨の日が多くなってきました。
金沢も朝から雨。一週間が始まりました。
大野湊緑地公園にて
朝の雨音。憂鬱
今日は、雨音で目が覚めました。激しい雨ではなく、
しとしとと降っている雨音です。
人は勝手なもので、雨は必要だと思っていても、朝から雨だと憂鬱になります。
特に、一週間の始まりである月曜の朝などは、渋滞が激しく、朝から疲れた気分になります。
私はこれまで車通勤でしたので、車内という、パーソナルスペースがありました。幾分か気分は自由でした。
渋滞のイライラはありましたが。
満員電車やバスで通勤している方はたいへんでしょう。
また、イベントがある日の朝が雨でも、少しやる気はダウンです。
そういった方も多いのではないでしょうか。
しかし、朝から雨が嫌な私でも、時々うれしくなる時があります。
朝の雨音がうれしい
朝から雨の日は少し、暗い気分になりますが、ときどきうれしい気持ちで目覚めることがあります。
朝、起きがけのとき、半分寝ぼけている瞬間でしょうか、
「ニヤッ」とすることがあります。
「今日の練習は楽だ!」
と。
30年以上前の感覚が出てくるのです。
目覚めてすぐに現実に戻りますが。
その感覚とは、大学生の頃の感覚なのです。
私は大学時代ラグビーをやっていました。4年間レギュラーには一度もなれませんでしたが、辞めることなく続けました。
毎日の練習は4年生になってもキツいものでした。
しかし、唯一、練習が楽になるときがあるのです。
それは雨の日でした。
ラグビーは全天候型スポーツと言われ、雨が降ろうが、雪であろうが試合をします。大学生の頃、試合前に一度、国立競技場のグランドに積もった雪を、どかしをしたことがあります。
そんなスポーツですから、当然雨の日も練習するのですが、
それはシーズン中や、大事な試合を控えた時期の話。
普段の練習は、町内をランニングするというメニューでした。
大学周辺を40分ほど走り、後はサーキットトレーニング。
1時間30分ほどの練習で終了でした。
そこそこの練習ですが、当時は普段の練習から比べると
楽な日だったのです。
だから、今でも、朝に雨音が聞えると
「今日の練習はランニングだー。ラッキー!」
と目覚めるのでした。
30年前の雨音
これは、かれこれ30年前の話。
今でも雨音を聞いて間違えるとは不思議なものです。
そんな
雨の日=ランニングの日=練習が楽な日
でしたが、思い出に残る雨の練習もありました。
それは、4年生最後の練習の日です。
最後というより最後になった日です。
明日に試合を控えている日のこと。
メンバー以外の練習が行われました。
大雨の日でした。グランドの一部は足首が水に浸かるほど雨が降っていました。
明日は試合。メンバー外は願掛けもあったのでしょう。
大雨の中でも練習をしました。
明日もし負ければ、明日でチームは解散。4年生は引退だったのです。
勝てば、次の週が試合なので、引退が伸びるのです。
もちろん勝つことを願っていましたが
相手は優勝候補。
全員が覚悟していました。
すごい雨でしたが、やることやることが楽しく、
あのキツイ練習も、どれだけでもできる気がしました。
いつまでも、やっていたいと思っていたのかもしれません。
タックルされても痛くないし、タックルしても痛くない。
水の中に飛び込むようにプレーしていました。
4年間の中で一番楽しい練習でした。
結局、次の日試合に負けてしまい、
その日が、私たち、4年生最後の練習の日になったのです。
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ときどき、朝に雨音を聞くとその日のことが、
想い出されます。
今日も朝から雨、ふと30年前を思い出しました。
【編集後記】
昨日はゆっくり過ごしました。
最近使用しているAmazon echo dot。
活舌が悪いのか「MRO北陸放送」を
聞き取ってくれなくて
「マロ北陸放送は見つかりませんでした」と返してきます。
何十回試してもダメでした。
アレクサは根負けしたのか
NHK第1東京を再生します。
【昨日のOnce a day】1日1回新しいことを
王将 よだれ鶏定食
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