「スキー場あるある」とその対策

スキー場もまもなくクローズです。スキーヤーもスノーボーダーもよく言う「スキー場あるある」5つの「あるある」とその対策をまとめてみました。

スキー場のリフト*セイモアスキー場にて   雪が少なく帰りは下りのリフトで

スキー場あるある

石川県のスキー場は2週間前の2日にいったんクローズしました。そのあと、降雪が見込めず6日に営業を終了しました。

 

今年は全国的な暖冬で、石川県もあまり雪は降りませんでした。
金沢市内にも雪はほとんど降らず、車の上に積もった雪をおろしたのはのは一回でした。

雪が積もらず、日常生活は楽だったとはいえ、スノースポーツを楽しみにしている人にとって残念な年になりました。

小松市のスキー場はいち日も営業をしないで終了しました。
1979年の営業開始以来の出来事だそうです。
ローカル新聞にも大きく掲載されました。
質より量の時期もある。24年前はシーズン68日間スキーをしたこと

そんなシーズンでした。

残りのシーズン(例年、豪雪地区はゴールデンウィークまで営業)や来年に向けて何か参考になればと、「スキー場あるある」とその対策をまとめてみました。

スキー場にまつわる「あるある」はたくさんあるものです。

 

5つのスキー場あるある

スキーヤー、スノーボーダーならよく経験する「スキー場あるある」。5つの「あるある」と対策です。

 

どこでもドアが欲しい

スキーヤー、スノーボーダーだけではありませんが、どこでもドアは究極の夢です。

どんなにウインタースポーツが好きでも、スキー場には行かなくてはいけません。
大きい道具を持っていくのもめんどうですし。

観光地や遊園地とは違い、山にありますから交通手段が限られています。
車の運転もたいへんですし、大きい道具があるので公共の交通機関での移動もたいへんです。

どこでもドアがあれば、すぐにスキー場に行けます。
(まあディズニーでもハワイでもすぐに行けるんですけど)

私はスキー&ボードを本格的にやっていますが、いつもパッと行けるわけではありません。
起きるのがつらいときもありますし、運転がめんどうなときもあります。
いつも布団の中で「どこでもドアが欲しい!」です。

どこでもドアはありませんが、すぐに行くための対策は、起きてすぐに行けるようにしておくことです。
前日からスキーセットとスキーウエアは車の中です。
スキーウエアの下に着る服(移動服)を前日に用意しておきます。

起きてすぐに着替えすぐに出発です。
「すぐに」がポイントです。

朝食はコンビニ、洗面はスキー場でOKです。
とりあえず、起きてすぐに出発できるようにします。

もし移動が車でなければ、駅に近いスキー場を選びます。
北信越では

・ガーラ湯沢(新潟)
・上越国際(新潟)
・湯沢高原(新潟)
・軽井沢プリンス(長野)

などが便利です。
新幹線の駅もしくはJR在来線の駅直結です。

4つとも行ったことがありますが、とてもおもしろいスキー場です。
場所だけではなく、人気があるのがわかります。

トイレがきたない

残念ながらトイレがきたない率が高い、です。

床が濡れているのは、雪なのか○○なのかわかりません。
歩きにくいスキーやボードのブーツを履いているのに加え、グローブなどを持っています。
ウエアの裾が床についたり、グローブを落としたりしないように気をつけるのはとてもストレスです。

トイレがきたないのは、仕方がないとはいえとても残念です。
福井県にあるジャム勝山スキー場は日本一きれいなスキー場のトイレを目指しています。
駐車場近くのトイレにはいつも掃除している人がいます。

対策です。

・ズボンのすそを必ずまくっておく
・可能な限りウエアの上着とグローブを外に置いておく
・なるべくトイレに行かない

でしょうか。
なるべくトイレに行かないのは難しいですが、ほかの二つは、すぐにでもできることです。

グローブを片方落とせばショック大です。
(私は2回落としたことがあります。ギリ、セーフでした)

チケットホルダーを忘れる

チケットホルダーを忘れることがあります。

最近のウエアにはチケットホルダーがついていることが多いのですが、アウトドア色が強いメーカーには、あまりついていません。
よくシーズン初めにはホルダーを忘れてしまいます。

チケット売り場で買えばいいのですが、300円だったり500円だったりします。
スキー場オリジナルなので記念になりますが、何回も買うのはくやしいものです。
最近はリフト券ではなく、ICチップも多いので、これがチケットホルダーを忘れてしまう原因でもあります。

対策はシーズンの初めに気をつけることでしょうか。
ウエアの袖に巻く、ゴムバンド式のホルダーは、休憩でウエアを脱いだときに落としやすいので気をつけましょう。
カラビナでベルトにつけるホルダーが便利です。

晴れた日はリフトから油が落ちてくる

買ったばかりのお気に入りのウエア。寒いときは大丈夫ですが、晴天のときタイミングが悪いとリフトの上から黒い油が落ちてきます。

リフトの構造上、仕方がありません。
どこの位置に座っても、運が悪ければ油の落下は防げません。

対策は「あきらめる」です。
それはちょっと残念なので、落ちたときの対策を。

ウエアに防水スプレーをしっかり塗っておきます。
雪、雨をはじく防水スプレーですが、油にも効果的です。

黒い油が落ちても、スプレーをかけてあるとウエアの上で油も水玉(油玉?)になるときがあります。
そんなときは、じっとがまんをしてリフトから降りるのを待ちます。
水玉を触ってはいけません。

リフトから降りるとすぐに、ふわふわな雪をとって、油を吸わせます。
押し付けないのがポイントです。
きれいに油がとれることがあります。

防水スプレーではっ水対策と、雪に油を吸わせるテクニックで最小限の被害にしましょう。

慌ててグローブで払うとウエアによごれがつきます。

食事メニューの値段が高い

仕方がないことですが、メニューは高めに設定してあります。

最近はクオリティーも上がりましたが、値段も高くなってきました。
ちょっとしたラーメンやカレーで1500円はさすがに。

寒いスキー場で暖かいものを食べさせてもらうので、仕方がありませんが。

高いからといってコンビニの弁当を持っていくのもどうかと。
スキー場で何も食べずに、ごみだけ捨てるのはマナー的にはどうでしょうか。
もしコンビニ弁当持参なら、ごみは持ち帰りましょう。

その対策はお食事券付きのチケットを買うことです。
スキー場のホームページをネットで探せば、食事補助付きリフト券などがあります。

他県のスキー場にいくなら、自分の県(地元)のコンビニなどで探しましょう。
今から行くスキー場ではない県で探すことがポイントです。

スキー場のある地元のコンビニではお得チケットがない場合があります。
私の地元のスキー場の割引券が東京にあったのは驚きました。
(とても安く、昔よく使いました)

食事補助つきリフト券があれば最高ですが、なくてもリフト券が安くなっていれば、食事代の足しになります。

私は今年もシーズン券を買ったのですが1000円の食事券が入っていました。
ただの割引券だと思い込み見逃していました。
もちろん期限切れ。と言うよりシーズンが終了しました。
一食分損をしました……。

割引チケットや食事補助付きリフト券を探してみるのもいいかもしれません。

 

以上、5つの「あるある」でした。

あるあるも楽しむ。対策はほかのことでも同じ

5つの「あるある」をまとめてみました。

5つの「あるある」は、私がよく経験してきたことですし、スキー&ボード仲間もよく言っていることです。
食事会などでは盛り上がる鉄板テーマです。
みんな同じ経験をしていますし、独自の対策を立てています。

結局、みなさんは、この「あるある」5つを含めてウインタースポーツだと思っています。
そしてそれを楽しんでいます。

対策も各自たくさん持っています。
その対策はスキー場だけではなく、日常でも使えることがおもしろいことです。

トイレがきたないのは駅のトイレでも同じです。
私の知っている方は、それがイヤで駅でトイレを使わなくても済むように、タイムマネージメントをしています。
私もそこまではしていませんが、なるべく利用しないように工夫をしています。
キャリアバックの車輪は意地でもトイレの中は転がしませんし。

割引チケットもそうです。
あまりセコいことはしませんが、ちょっとだけ調べれば、お得なこともたくさんあります。
調べるという手間は惜しまないようにしています。

 

5つの「スキー場あるある」と対策でした。

また「あるある」書いてみます。

 

【編集後記】

今日のお昼は友人の知り合いのラーメン屋に。
レゲー大好き兄弟がやっています。
レゲーの本場にも行っていたとか、いないとか。
シンプルなラーメンです。

 

【昨日のOnce a day】 一日一回新しいことを

・山賊カラアゲ 桜

おしらせ 2  
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