ほとんどのスキー場が終了しました。シーズンを終えたスキーヤーが、今やっておきたい5つのことをまとめてみました。
*セイモアスキー場にて
いつもよりさみしいシーズンの終了
今年のスノーシーズンの終了はとてもさびしいものでした。
恒例行事として、ゴールデンウイーク期間中に少し遠出をし、シーズン最後のスキーやボードを楽しんでいた人もいたのではないでしょうか。
残念ながら今年はコロナ騒動もあり、シーズン終了が自然にフェイドアウトしたことでしょう。
今シーズンは、まれにみる暖冬でもあり、3月初めに県内のスキー場が終了しました。
それと同時に、私のスノーシーズンも終了しました。
もしコロナ騒動がなければ4月の上旬はお隣の県にある、ジャム勝山で数回滑っていたことでしょう。
(私の恒例行事でした)
またゴールデンウイーク前には友人たちと、志賀高原まで遠征していたかもしれません。
いずれも実行できずに、私にとって消化不良のスノーシーズンでした。
私だけではなく、そんな人が多いと察します。
楽しみは来シーズンにとっておくとして、シーズンが終了した今、やっておきたい5つのことをまとめてみました。
シーズン終了した今だから、やっておきたい5つ
シーズンが終了した今だから、やっておきたい5つのことです。
道具のメンテナンス
道具のメンテナンスはスキーヤーの基本です。
シーズンを通して使用したのですから、倉庫や物置にしまう前にメンテナンスをしておきましょう。
スキー板の滑走面はとても汚れています。
自分でメンテナンスができ、保護ワックスを塗ることができる人は、早めに塗っておきましょう。
自分でできない人はスポーツ店やプロショップになるべく早く出しましょう。
よくシーズンの直前にお店に出し、すぐにでも滑れるようにしてもらう人がいます。
しかし、それでは板が痛んでしまいます。
半年後のシーズンのために、1万円近くのメンテナンス代は惜しいかもしれません。
でも板が汚れた状態のまま、梅雨や真夏を過ごすのは板にとってとても危険です。
プロスキーヤーでない限り、滑る直前にメンテナンスしなくても影響はありません。
今のうちにお店に出してメンテナンスをしてもらいましょう。
もしそれがもったいないのならば、自分でやってみましょう。
⇒スキーのワックスがけ。チャチャッとやる方法
⇒シーズン終了。スノーボードの簡単なワックスがけ手順
意外と簡単にできるものです。
きれいに仕上げてかたづけましょう。
以前、板をチューンナップに出してお店に9月ごろまで預かってもらったことがあります。
とりに行かなかっただけですが。
カラダのメンテナンス
本格的にスキーをやっている人はシーズン中に十数回はゲレンデに行ったでしょう。
私も最高で68日滑ったことがあります。
⇒質より量の時期もある。24年前はシーズン68日間スキーをしたこと
そのときはまだバリバリにスキーをやっていた時でした。
しかしシーズン終了後にはカラダのところどころが痛い状態でした。
もしもカラダに痛い箇所や不調なところがあれば、すぐに診察してもらいましょう。
今は不要不急の診察や治療になるかもしれませんが、騒動が少し収まれば一度診てもらうことをおすすめします。
痛みが疲労によるものであればいいのですが、あきらかに違うようであれば診察してもらいましょう。
このままオフシーズンになると、知らないうちに痛みがなくなる場合があります。
そんな場合に限って、シーズンが始まると痛みがまた出てくるものです。
原因を知って、対策をたてておきましょう。
診察を放っておけば、すぐに来シーズンが来るものです。
終了した今だからこそ、病院に行きましょう。
今シーズン、「よかった感覚」をメモしておく
今シーズンに滑っていて、「よかった感覚」をメモしておきましょう。
できるならば、
・できるようになったこと
・できなかったこと
・よかった感覚
・悪い感覚
・もらったアドバイス
・総括
・来季の課題
・来季の目標
など、メモできれば最高ですが、めんどうでできません。
私もすべて書けませんし、書いていません。
すべてをメモしておくのはハードルが高いので、一点だけ書いておきます。
「よかった感覚」
をメモしておきましょう。
悪い感覚は不快な感覚なのでインプットしやすいものです。
「よい感覚」は覚えていそうで、すぐに忘れてしまうものです。
擬態語でも擬音語でもいいので、メモしておきましょう。
私は昔に書いたスノーボードのメモを、いまだに読み返すことがあります。
メモには
「スーッと入ってそぉーとずらす」
と書いてあります。
人は「何のこっちゃ」と思うでしょうが、私にはとても分かりやすい感覚のメモです。
ぜひ、「よかった感覚」をメモに残しておきましょう。
来年のマテリアルチェック(モチベーションアップのため)
モチベーションアップのため来季のマテリアル(道具)をチェックしておきましょう。
マテリアルや、ウエア、アクセサリー(小物類)を買う、買わないはおいといて、来季のモデルをチェックしましょう。
雑誌でも、ネットでも構いません。
最近は少なくなりましたが、ショップでカタログを見せてもらいましょう。
来季のモデルを見るとワクワクするものです。
もし気に入ったモノがあれば、6月末ぐらいまでに早期予約をしておきます。
昔と違い今は、発売される総数がかなり少なくなっています。
大型スポーツ店でも、今はスキーがあまり売れません。
気に入ったモデルがお店に入らないこともよくあります。
欲しいものがあれば早期予約です。
早期注文の特典もあるので、ぜひ早めに予約をしましょう。
ちなみに私は、ボードの板を買う予定の年です。
しかし今シーズンはあまり履かなかったですし、調子が良かったので今回は購入を見送る予定です。
(もし急に欲しくなれば衝動的に買うかもです)
来季モデルの情報にふれ、来季のシーズンに思いをはせましょう。
カラダの準備の準備
来季に向けてカラダの準備の準備をしておきましょう。
準備の準備で大丈夫です。
本格的にトレーニングができれば理想です。
でもシーズンが終わったばかりで、あまりやりたくないのが正直なところではないでしょうか。
今はあまり外出できませんが、テニスやゴルフ、野球やソフトボールなど楽しんでください。
スキーヤーにはマラソンランナーや自転車乗りも多いので、スキーのトレーニングを兼ねて楽しみましょう。
もし余裕があれば
スクワットやプッシュアップ、柔軟トレーニングもおすすめします。
フィットネスクラブに行かなくても自宅でできるトレーニングです。
運動不足になりがちな今の状態ですから、一石二鳥です。
⇒3つのスクワットをやってみよう。手を伸ばして、手を組んで、最後は頭の後ろです
⇒「女子でも腕立て伏せができるようになりたい!」できるための方法
⇒柔軟性向上。よく使われる静的ストレッチ
コロナ騒動が少し収まれば、スキーのためのカラダの準備を始めましょう。
今は騒動中ですし、スノーシーズンが終了したばかりです。
準備の準備だけでも構いません。
雪を待つ
今やっておくべき5つのことをまとめました。
まだ次のシーズンまで時間がありますが、しっかり準備をして雪を待ちましょう。
私の友人が好きな言葉は「雪を待つ」です。
春でも夏でも秋でも「雪を待つ」がモチベーションのもとだそうです。
彼にはいろいろな趣味があるのですが、趣味の中心はスキーだそうです。
私もその言葉が好きになり、よく使うようになりました。
次に滑れるのは早くて11月の人工降雪でしょうか。
まだまだシーズンが終了したばかりですが、6か月なんてアッという間です。
まれにみる世界の異変です。
これからどうなるのか全く予想できません。
そうこうしている間に11月まで一気に加速しているかもしれません。
今できる準備をしっかりして、雪を待ちたいものです。
【編集後記】
天気がいい連休のスタートです。
朝にウォーキングをしましたがとても気分がよかったです。
いつもならば銭湯に直行ですが、今は我慢です。
【昨日のOnce a day】 一日一回新しいことを
・鶏回鍋肉弁当 テイクアウト
・日焼け止めローション(シトラスハーブ)