「シニア世代」の方をサポートするときに、配慮していることをまとめてみました。*ロコトレ教室の様子(木島病院にて)
「シニア世代」
働き盛りの方から年長者までを私は「シニア世代」というようにしています。
(中高年とはあまりいいません)
そんな「シニア世代」の方々にトレーニングサポートをすることがあります。
(最近はサポートをしている人へのアドバイスが中心ですが)
・ジュニア
・小~高校生
・大学生
・運動愛好家
・アスリート
・働き盛りの方
・シニア世代
私はどの世代においても、トレーニングの基本は変えないで
サポートをしています。
しかし、それぞれ配慮しているところはあります。
今回はトップの写真のような「シニア世代」のサポートで
特に配慮していることをまとめてみます。
「シニア世代」の方への配慮
「シニア世代」の方をサポートするときの配慮です。
「痛くない」を最優先
年を重ねていくと、カラダに痛いところや調子が悪いところが出てきます。
そのため、ほとんどの方は
・さらに痛くならない
・さらに悪くならない
ためにトレーニングをしています。
このような理由でトレーニングをしているのに、
トレーニングで「痛い」おもいをするのはちょっとちがうかなと。
「痛い」と少しでも感じると、カラダに力が入ってしまいます。
カラダは緊張してしまうのです。
たとえばストレッチ。
リラックスして行うことが大切ですが、痛みがあれば
リラックスできません。
痛くないところまで
・曲げる
・伸ばす
・引く
・押す
ことが大切です。
また「気持ちいい」ことも大切です。
「気持ちがいい」とリラックスできます。
安全で効果的なトレーニング
「シニア世代」に関わらず、「安全で効果的な」トレーニングをします。
どんなに効果があるとしても、ケガの可能性があればいいトレーニングではありません。
トレーニングでケガをしてしまえば本末転倒です。
・バランストレーニング
・片足になる瞬間が多いトレーニング
・うしろに歩くトレーニング
・飛び越える(またぐ)トレーニング
・急ぐ(速くする)トレーニング
などは細心の注意が必要です。
「効果」よりも「安全」が優先です。
だから「安全で効果的な」トレーニングなのです。
「おじいちゃん」「おばあちゃん」の接し方をしない
「おじいちゃん」「おばあちゃん」の接し方をしないようにしています。
声かけや言葉かけはもちろんですが、トレーニングも同じです。
「シニア世代」のみなさんは、言葉では
・「後期高齢者」
・「もう歳だ」
・「棺桶に足を突っ込んでいる」
などと言っていますが、元気な人が多く
自分でいうほど、歳をとっているとは思っていないものです。
そのため簡単すぎるトレーニングよりも、ちょっとだけ
難しいトレーニング「も」するようにしています。
とうぜん、安全に気をつけたうえでのトレーニングです。
「おじいちゃん」「おばあちゃん」扱いをしないのが大切です。
日常生活に合ったトレーニングも
たとえば水泳選手は、プールで泳ぐための練習をします。
マラソン選手は外で走る練習をします。
選手たちは自分のスポーツに合った練習、トレーニングをしています。
それと同じで「シニア世代」の方は
「日常にある動作」に合ったトレーニングも必要です。
たとえば、
・立ち上がる(イス、床)
・起き上がる(床、ベッド)
・階段の上り降り
・またぐ(前を、横を)
・歩く
などのトレーニングです。
おもりやマシンを使ったトレーニングも大切です。
それに加え、上記のような「日常生活での動作」トレーニングを
したほうがいいでしょう。
運動教室や会場で実際にそれらの動作ができなくても
「日常の動作」をイメージしたトレーニングはたくさんできます。
このように、「シニア世代」の方をサポートするときに
配慮をしています。
自分よりも年齢が上の方のサポートは簡単ではありません。
その年齢にならなければ、わからないこともたくさんあります。
「痛み」や「つかれ」などもわかりませんし。
そんなときは、できるだけ
・想像して
・観察して
・聞いてみて(本人に)
「シニア世代」の方をサポートするようにしています。
■今日のあとがき
3/15(金)朝、セイモアスキー場で
スノーボード。
最高のコンディションでした。
(セイモアスキー場は17日でクローズです)
千丈温泉→ファミレスで仕事。
夜は金沢学院大学ウエイトリフティング部
「卒業生を送る会&飛躍を期する会」に参加。
7名の卒業生をお祝いしました。
■Something new Once a day
(一日一回新しいことを)
・防風撥水ステンカラーコート
・メロンクロワッサン
・龍龍亭 ある方と
・鶏そぼろ加賀れんこん