ラケットを使う競技や、投げる競技をしていると次第に肩回りが硬くなってきます。
これは肩のインナーマッスルが関係しています。
ウッドバーを使ってインナーマッスルのストレッチをしましょう。
*モデルTさん
肩のインナーマッスルが硬くなる
肩を大きくまわす競技
・野球
・バレー
・バスケット
・ハンドボール
・陸上投てき競技など
また、ラケットを使う競技
・テニス
・卓球
・バトミントン
・スカッシュなど
そして肩を大きく動かす競技
・水泳
・ボート(ローイング)
・カヌーなど
競技の中で、腕を上にあげたり、まわしたり、ひねったりしていると
肩回りが硬くなってしまうことがあります。
腕を回すための筋肉(回旋筋)が疲労により硬くなる可能性があるからです。
硬くなってしまうと、動きが悪くなりパフォーマンスにも影響が。
そのまま続けているとケガにもつながります。
「アウターマッスル」や「インナーマッスル」という言葉を
聞いたことがあるでしょう。
肩回りの筋肉も「アウターマッスル」と「インナーマッスル」にわけることができます。
・手でさわることができ、大きな力を発揮するのが「アウターマッスル」
・さわれない筋肉であり、肩がぬけないように働く「インナーマッスル」
それはひねる動作にも大きく関与します。
今回はウッドバーを使った肩の「インナーマッスル」のストレッチの方法をまとめてみました。
肩のインナーマッスル、「ローテータ-カフ」
肩回りで「インナーマッスル」と呼ばれている筋肉があります。
・棘上筋
・棘下筋
・肩甲下筋
・小円筋
の4つです。
それらは腕を上にあげたり、まわしたり、ひねったりと、肩を大きく動かすのに
必要な筋肉です。
4つの筋肉の総称が「ローテーターカフ」(回旋筋腱板)といいます。
「ローテータ-カフ」は、肩甲骨から腕にかけて位置しています。
大きな力を出すよりも、
・力を発揮するため
・肩の関節を安定させるため
の働きがあります。
これが肩の「インナーマッスル」です。
棘上筋
腕を上げるすべての動きで使われます。
肩甲骨を安定させながら腕を上げるのが棘上筋です。
腕を真横にあげる(Tの字)働きもする筋肉です。
棘下筋
4つの筋肉の中で、唯一、さわれる筋肉です。
肩を外にひねったり、水平に広げたりする働きがあります。
髪の毛をうしろで結ぶ動作には棘下筋が使われます。
肩甲下筋
4つの中で一番大きな筋肉です。
肩甲骨の内側から腕についています。
腕を内側にひねる働きがあり、ズボンのうしろポケットに手を入れる動作がこれです。
肩甲下筋が硬くなると、肩をうしろに引くことがやりにくくなります。
そして巻き肩や猫背になりやすくなります。
姿勢の維持に重要な筋肉です。
小円筋
棘下筋と同時に働き、棘下筋を補助しているのが小円筋です。
腕を外にひねる動作のとき使われます。
ドアやカーテンを横にスライドさせるときに使う筋肉がこれです。
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このように「ローテータ-カフ」は協調しあって肩の関節を安定させているのです。
ウッドバーを使ったストレッチ
ウッドバーを使った「インナーマッスル(ローテータ-カフ)」ストレッチの方法です。
①ウッドバーを正面に持ちます。
軽く握りましょう。
②肩のうしろにバーを通します。
バーをゆっくり、うしろにまわしましょう。
③バーの下を反対の手でつかみ、前にゆっくり引っぱります。
上の写真の彼女は、肩回りが柔らかいので、腕が高い位置でひねられています。
もし硬い人なら、肘は肩と同じ高さでも構いません。
痛いのにむりやりやるのではなく、胸がジワリと伸びた感じになればOKです。
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ウッドバーを使ったストレッチ。
ローテーダーカフが硬くなっている人には有効です。
(四十肩や五十肩の方も)
しかし、痛い場合はローテーターカフの損傷(ケガ)の可能性もあります。
そんなときは、一度、病院で受診しましょう。
ウッドバーではなくてもバーがあれば簡単にできるストレッチです。
参考にしていていただければと。
■今日のあとがき
5/8(水)午前中、自宅とファミレスで
事務仕事とブログ。
午後からは高校野球部のサポートでした。
3年生のみ60分(変則です)
今後、60分の自主練習で何をしたらいいのか、
解説しながらのトレーニングでした。
(今後、3年生が考えていきます)
明日は2年生のみ60分。
同じことをやる予定です。
■Something new Once a day
(一日一回新しいことを)
・ドラえもんウエットティシュケース
・豚辛ラーメンカレー醬味 (麺3/1残し)
■期間限定「減量日記」
減量6日目。
ウォーキングはなし。
現在体重66.44㎏
(目標61.00㎏)
6/8まであと31日