胸を動かすトレーニング、「四つんばいチェストオープナー」をやってみましょう。
*チェストオープナーをデモするO澤さん
胸が硬い、動かない
胸が
・「硬くて伸びない」
・「硬くて回旋しない」
・「硬くてあまり動かない」
よく聞くことばです。
以前もブログに書きました。
⇒「胸を伸ばす」と「肩甲骨を動かす」はワンセット「胸椎プル&プッシュ」で胸を伸ばそう
胸の骨、いわゆる胸椎は、日ごろから動かしていないとすぐに動かなくなります。
それを
・予防するため
・動くようにするため(硬い人は)
胸椎を動かすトレーニングが大切です。
自宅でもできる「四つんばいチェストオープナー」トレーニングを紹介します。
四つんばいチェストオープナー
「四つんばいチェストオープナー」のやり方です。
1、肩の下に手、股関節の下に膝をおき、四つんばい姿勢になります。
足首は安定させるために床に立てておきましょう。
(私は正座のように足首を伸ばしている(寝かせる)ことはしません)
2、右の手を頭の上に軽くのせます。
3、左手を床に押しつけながら、胸を上に開いていきます。
右の肘を目で追いかけましょう。
このトレーニングの目的は胸を動かすことです。
そのため、おへそは真下に向けておきます。
(肩や腰をひねるトレーニングではないので)
4、肘を無理に上げなくても大丈夫です。
胸を開ききったところで3秒キープしましょう。
胸椎はあまり動かないものです。
おへそが動く、肩だけが動くのはカラダをひねっている証拠です。
5、3秒キープしたらゆっくり戻します。
スタート位置を越えて、肘を左のうでに近づけていきます。
6、5回ほど続けたあと、左右を変えてやりましょう。
これが「四つんばいチェストオープナー」トレーニングです。
ポイントは、おへそから上を動かすイメージ
おへそを動かさないで、おへそから上を動かすイメージでやりましょう。
「四つんばいチェストオープナー」トレーニングは胸を動かすトレーニングです。
かんちがいをしてしまい、カラダをひねってしまうことがあります。
*おへそも一緒にまわっているチェストオープナー(NG動作)
カラダをひねってしまうと、胸があまり動いていないのに、動いているように感じてしまいます。
カラダをひねらないコツは
・ついている手で床をしっかり押さえること
・おへそを真下に向けること
です。
また、頭の上にのせているうでの肩を、ひねり過ぎてしまうこともあります。
すると胸椎ではなく、肩だけをひねることになります。
頭と肘の位置が平行になるのもポイントです。
肘を頭よりうしろにいかないように注意しましょう。
多くの人は胸椎があまり動かないものです。
特に硬い人はほとんど動かないように感じます。
胸椎を無理に動かそうとしないでおきましょう。
(そもそも簡単に動きませんし)
フォームがくずれてしまいます。
思うように胸椎が動かない感じがしても、ゆっくりと動いているイメージを持つことがポイントです。
フォームに気をつけて継続していけば、胸椎は次第に動いていくものです。
「四つんばいチェストオープナー」をぜひやってみましょう。
【編集後記】
サポートしている高校球児から久しぶりの連絡。
トレーニングの予約でした。
1か月ぶりのサポートなので、
基本的な事からチェックしていく予定です。
チェックと言ってもきついトレーニングですけど。
今週末が楽しみです。
【昨日のOnce a day】一日一回新しいことを
・鳥びあ~の 藤江店