セミナー講師の一番大切な仕事は、開催時間にその場に立っていることだと思っています。
*セミナー会場(イメージです)
講師を頼まれたら。一番全力を尽くすことは
セミナーの講師を依頼されたら。
セミナー当日の開催時間にお客さんの前に立てることに全力を尽くさなければいけません。
講師がセミナーに
・遅刻しない
・欠席しない
ことは、あたりまえのように思えます。
お客さんと、主催者側(スタッフ)に迷惑をかけないためはとうぜんのことです。
セミナーには大きなものから中規模なもの、小さなものまでいろいろあります。
100人以上集まる大きな規模のセミナーは、誰もが遅刻しないように気をつけます。
しかし、数人が集まる小さなセミナーや、友人から頼まれた勉強会などでは少し気が緩むのではないでしょうか。
正直わたしも気が緩みそうになりますが、そうならないように気をつけています。
セミナーの規模に関係なく「遅刻」や、まして「欠席」しないように全力を尽くすようにしています。
遅刻しないために気をつけていること
遅刻しないために気をつけていることをまとめてみました。
時間に余裕を持って会場に到着する
時間に余裕を持って会場に到着するようにしています。
ほとんどの場合、主催者側から控室に来てほしい時間を教えてくれます。
「○○時間からセミナー開始ですから、○○時間までに会場にお越しください」
と。
その時間に間に合えばいいのですが、その集合時間はわたしの中では最低限の時間です。
その時間に余裕を持っていけるように必ず近くにいるようにしています。
小さなセミナーや講習会などでも遅くても30分以上前、ほとんど1時間前を目標としています。
可能なら前泊
可能なら前泊するようにしています。
自宅から近い場所や、どうしても前日の仕事の関係で宿泊できない場合を除き、前泊をするようにしています。
もちろん自腹です。
宿泊費のことを考えるとマイナスの場合もありますが、遅刻するよりもましです。
会場近くに宿泊していれば、交通機関にトラブルがあってもなんとかなります。
いざとなればタクシーでも会場に行けますし。
前泊は最大のリスク管理です。
早め早めにスタッフに連絡
早め早めにスタッフに連絡するようにしています。
あってはならないことですが、なにかトラブルがあれば、早い段階で連絡するようにしたいものです。
・家を出たときから事故渋滞している
・道路状況があやしい
・電車が止まりそうだ
など、開始時間より前であればあるほど連絡は大切です。
・「イヤな予感するけど、間に合うかもしれない」
・「連絡しても間に合ったら。スタッフをムダに心配させるかもしれない」
そんな誘惑がありますが、ためらわず、連絡です。
間に合えば笑い話です。
「スタッフを心配させてしまうかも」は、ムダな遠慮です。
会場までの経路を下見する
会場までの道順を下見することです。
早めに到着するように行けば、道で迷うことの心配はなくなります。
前泊だとさらに下見もできます。
わたしは方向オンチなので、はじめての場所は恐怖です。
・下見のための前泊をどう考えるか。セミナーを受ける場合、講師をする場合
・てんとう虫のロッカーは誰もがわかる目印。仕事でも目印になるものを持っていれば選ばれやすい
道順は迷わなくても、冒頭の写真のように会場が○○号館や別館○○などでも迷うこともあります。
(セミナー当日、鍵がかかっていることもあります)
早く行くことができれば、多少迷っても安心です。
もし可能なら前日に、テスト前の受験生のように会場(部屋)を下見しておきたいものです。
(方向オンチだからでしょうが)
また車で行くときは駐車場の確認も。
「会場近くにいるけれど、車が止められない」は避けたいものです。
スタッフのためにあまり早く行かないようにする
遅刻しないために早く行くようにしますが、あまり早く会場に到着しないようにしています。
あまり早く行ってしまうと準備しているスタッフに迷惑がかかるからです。
遅刻しないためになるべく早く行きますが、あまり早すぎると迷惑です。
スタッフはいろいろな準備をしなくてはいけません。
大きなセミナーなどには講師対応スタッフがいるでしょうが、その方もそれまでの準備をしなくてはいけません。
スタッフの集合時間もありますし、講師を気にすることなく(講師が来る前に)準備をしたいものです。
早く到着しすぎる講師はスタッフには迷惑なのです。
わたしも過去にスタッフに迷惑をかけてきました。
「○○先生は来るのが早いから」という理由で、スタッフの集合時間はさらに早くなります。
早く着いたら、近くで時間をつぶし、お願いされた時間前後に行くように「努力」しています。
(心配性なので早く行きたい気持ちを抑えて……。まさに努力です)
日々のサポートも小さなセミナーのひとつ
日々のサポートも小さなセミナーのひとつです。
先に書いたように、大きな規模のセミナー講師の場合はだれでも遅刻しないように最大の努力をします。
しかし、セミナー講師を仕事としている人を除き、毎回大きな規模のセミナーがあるわけではありません。
わたしの場合30人ほどのセミナーが年に数回しかありません。
昨年はコロナの影響でオンラインを含め一度もありませんでした。
しかし、チームや選手をサポートしているため、小さなセミナーなようなものは何度もありました。
規模を小さくして考えれば、日々のサポートもミニセミナーとも言えます。
もちろん前泊や経路の下見はしませんが、遅刻はしないよう細心の注意は払っています。
もちろん、なにかあれば早め早めの連絡もしています。
プロのコーチとしてサポート(セミナー)には遅刻しないと決めています。
もしも講師を頼まれたなら。
充実した内容は当然ですが、セミナー開始時間にはその場に立っているように全力を尽くしましょう。
【編集後記】
珠洲市までサポートに行ってきました。
金沢から車で片道3時間。
充分に間に合うように開始4時間前に自宅を出発しました。
道路は凍結もしていなく運転はとても楽でした。
1時間30分前に会場近くに到着しました。
おかげでゆっくり内容を確認することができました。
【昨日のOnce a day】 一日一回新しいことを
・アクティブネックゲーター パープル
・DNS公認アドバイザー名刺