パーソナルトレーニングは「チェック→自主練習→チェック→自主練習」の繰り返し

パーソナルトレーニングは魔法ではありません。パーソナルトレーニングを受けたからといって、すぐにカラダがムキムキになったり、やせてきれいなカラダのラインができたり、パフォーマンスがアップするわけではありません。
「チェック→自主練習→チェック→自主練習」の繰り返しで、とてもしんどいものです。

 

パーソナルトレーニングとは

「パーソナルトレーニング」は、ある目的を持った個人が、専門のトレーナーを時間で雇い、マンツーマンで指導を受けるものです。

 

 

私が大学生の頃、「パーソナルトレーニング」や「パーソナルトレーナー」という言葉はあまり知られていませんでした。

私が学生の頃ですからもう25年以上前です。スポーツをしていましたから「トレーナー」の存在は知っていましたが、「パーソナルトレーニング」や「パーソナルトレーナー」は知りませんでした。

実際には有名人や、一部のプロスポーツ選手は専属のパーソナルトレーナーがいて、パーソナルトレーニングを受けていました。
しかし、私を含め一般にはあまり知られていませんでした。

ところがTVのCMで一躍有名になった「結果にコミットするライザップ」のおかげで、「パーソナルトレーニング」の名前が広く知られることになり、「パーソナルトレーナー」の存在も認知されるようになりました。

都会ではもちろん地方でもパーソナルトレーニングをするパーソナルジムが増えてきました。
それに伴い「パーソナルトレーナーになりたい」と希望する学生も増えてきました。

「パーソナルトレーニング」「パーソナルトレーナー」
この言葉はとてもメジャーなものになりました。

 

金沢から京都へ。私が受けたパーソナルトレーニング

私も以前、パーソナルトレーニングを受けていました。
金沢から京都までパーソナルトレーニングを受けに行っていたのです。

 

5年ほど前は私もパーソナルトレーニングを受けていました。
ダイエット目的や、運動不足解消のためではありません。
(当時も運動指導の仕事をしていました)
あるトレーニング団体の認定資格を取るためでした。

認定資格を取得するには4種目の実技を含めた5つのテストに合格しなければいけません。
4種目の実技は師範能力を試されます。それぞれの試技においては再現性を求められます。
団体のガイドラインにのっとった、安全なフォームで
おこなっているのかチェックされます。

そのほかはビデオ問題の試験。
認定資格は、採点する資格でもあります。
ビデオ問題は、トレーニングをするモデルを見て
その合否をチェックするのです。

「安全なフォームで実施しているか」
「その対象者に適したトレーニングか」

など合否のチェックをします。

認定資格者はこのトレーニング団体の中でも、代表的な存在にならなければいけません。
そのため難易度は高く、合格率は低いものでした。

その資格にチャレンジするのですから、生半可な気持ちではいけません。
私は時間があれば、公共施設の体育館で練習をはじめました。

練習はたくさんやっていたのですが、実技試験は人に採点されるもの。
客観に見てもらわなければいけません。

石川県や隣の富山県、福井県にはこれまで認定資格の
合格者はいませんでした。
客観的に見てくれてアドバイスできる人がいなかったのです。

そこで、京都でジムを経営している友人にパーソナルトレーニングを受けることにしたのです。

金沢から京都まで電車で早くて2時間。電車で行くとカラダは
楽なのですがお金がそれなりにかかります。パーソナルトレーニングの代金も
払わなくてはいけないので、節約です。

片道4時間30分の高速バスを利用して京都まで行きました。
パーソナルトレーニングは90分。
9時間かけて通ったのです。

 

パーソナルトレーニングは「チェック→自主練習」の繰り返し

高速バスを使って片道4時間30分。京都で受けたパーソナルトレーニング。
そこでチェックしてもらい、金沢で自主練習。京都でチェックしてもらい、金沢で課題練習をする繰り返しでした。

 

私が受けたパーソナルトレーニングはチェックから始まります。

まずはこれまで練習してきた成果を見せます。
パーソナルトレーニングでチェックしてもらうのです。

・フォームはどうか
・タイミングはどうか
・スピードはどうか
・爆発力はあるか
・再現性はあるか
・ガイドラインにのっとっているのか

など多岐にわたります。
そしてスマホで録画し、自分の目で確認します。
足りないところ、ダメなところを確認します。
そのあとは悪いところを修正するためにトレーニングを行います。

修正するためのトレーニングを行い、できるようになることが
次回の課題となります。

私はそれに加え、セルフチェックの方法を必ず教えてもらって
いました。

理由は、自主練習ですから、途中で間違った練習をしてしまい、
カラダが違う動きを覚えることがあるからです。

「ここで○○になったら行き過ぎ」
「こうなったらOK」

など、自分の動画を見ないでもわかるチェック方法です。

それらの課題を抱え金沢に帰ります。
次回のパーソナルトレーニングまで、ひたすら練習です。

そして京都に行き、練習の成果を見てもらいます。

「チェック→自分の目で確認→修正練習→セルフチェック方法の確認→金沢で自主練習」

このパターンを繰り返しました。

2013年の4月から9月までの5か月間。
多くて月2回、合計8回通いました。
9月に試験でしたが残念ながら不合格。

試験の要領や自分の課題がわかってきたため、1年後の試験までは2か月に1回ほど通いました。

そして2回目の挑戦で合格できたのです。

 

このようにパーソナルトレーニングは
「チェック」→「自主練習」の繰り返しです。

毎日、指導を受けられるのならば別ですが、多くの人はそうではないでしょう。
指導してもらえないときに、いかに自主練習をたくさんするか。
課題を持ち、その克服のためにチェックしながら練習をすることが大切です。

私は試験合格のためのパーソナルトレーニングでしたが、

「やせるためのパーソナルトレーニング」や、
「パフォーマンスアップのためのパーソナルトレーニング」
でも

「チェック」→「自主練習」の繰り返しではないでしょうか。

 

【編集後記】

京都で研修です。ブログであげた認定資格の研修です。
京都でパーソナルトレーニングをしてもらった友人も参加します。

研修前日には1時間ほどでしたが、久しぶりにお会いし、
食事をすることができました。

【昨日のOnce a day】一日一回新しいことを

・新京極のラーメン店(名前忘れ)
・京都駅内の串焼きや(名前忘れ)

おしらせ 2  
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