「トレーニングはしない。うちのカラーに合わないから」その考え方もあり

「トレーニングはやらないです。うちのチームのカラーに合わないですから」
と、言われたことがあります。
その考え方もありだと思っています。*石川県総合スポーツセンター

 

トレーニングをしない派

2年前、あるチームの監督に言われたことがあります。

「うちはトレーニング、やらないです。カラーに合わないので」
「○○をやりたいためにみんな入っているので、○○の練習をたくさんします」
と。
*(○○はスポーツ名)

トレーニングのサポートを仕事としている私ですが、それもありだと考えています。

この先○○と書くとめんどうなので仮に野球としましょう。
(ちなみに、私のかかわった野球のみなさんはトレーニングを導入していました)

みなさん、野球(仮)が好きだからチームに入っています。
野球の練習をたくさんしたいのはとうぜんです。

きつい練習でも、野球がうまくなるのであれば、耐えることができますし。
スポーツはそのスポーツの練習をしなければうまくなりません。
うまくなるには、スキルを向上させなければいけないからです。

どんなに泳ぐ練習をして、体力・泳ぐスキルを向上させても、野球はうまくなりません。

また、野球に必要な
・筋肉
・筋力
・スピード
・パワー
・持久力
など。

野球の練習をたくさんすれば、すべて向上します。
いわゆる「野球筋肉」がつくからです。

野球は野球の練習でうまくなる。
野球の練習で体力がつく。

決してまちがいではありません。

そして限られた時間。
ウエイトトレーニングやスピード&アジリティ、ジャンプなどの
トレーニングをやれば、練習の時間は減ってしまいます。

筋力トレーニングをするために野球チームに入ったわけではない。

そのように思うのはとうぜんのことです。

 

トレーニングをする派

私はトレーニングを推奨する派です。
前述のように、その競技がうまくなるためにはその競技のスキルを磨かなくてはいけません。

野球なら、
・ピッチング
・スローイング
・キャッチング
・スライディング
・バッティング
・守備
・走塁

などの練習をして、そのスキルを向上しなければいけません。
うまくなるには練習をたくさんすることが必要のなのです。

私もそのように思っています。

ではなぜ、トレーニングをするのか。
なぜトレーニングをすすめるのか。

トレーニングは野球に必要な
・筋肉
・筋力
・スピード
・パワー
・持久力
などを効率よく向上させることができるからです。

練習をたくさんして、たっぷり食事をすれば、筋肉はつきます。
素振りをたくさんすれば筋力や持久力もつきます。
そして走塁の練習をすればスピードもつくのです。

しかし、それには時間がかかってしまいます。
筋肉をつけるにはカラダに刺激と変化を与えなくてはいけません。
同じ刺激、または変化がなければ現状維持になってしまうのです。

たとえば素振り。
「素振り筋」があるとすれば、はじめは100回でも筋肉はつきます。
しかし刺激と変化を与えるためには、110回、150回と、どんどん回数を
増やしていかなければいけません。
毎回1000回スイングは現実的ではありません。

ではウエイトトレーニングはどうか。
重りや回数を変化させれば、いろいろな刺激をカラダに与えることができます。

たとえば下半身の筋肉をつけるスクワット。

はじめは50㎏を5回しかできなくても
ウエイトトレーニングを続けると10回できるようになったとします。
これは5回→10回あげられる筋肉がついたことになります。
(こんな単純なものではないのですが、わかりやすくするために)

先ほどの「素振り筋」の考え方でウエイトトレーニングをするとします。
さらに筋肉をつけるためには、
次は15回、次は20回としていけばどんどん時間がかかってしまいます。
そして筋肉がつくというよりも筋肉の持久力がつくのです。

それでは効果が変わってきます。

ではウエイトトレーニングはどうするのか。
重りを50㎏から55㎏に変えればいいのです。

55㎏の重さになれば10回はできないでしょうし、カラダへの刺激も増えます。
10回も15回もしなくていいのです。
(はじめはできないですし)

そして55㎏から60㎏、65㎏と負荷という変化をつけていきます。
このように重りで変化をつければいいので、筋肉もどんどん向上していくのです。

もちろん「素振り筋」がつくのかは、わかりません。

しかし、
・速い素振り
・強い素振り
・パワーのある素振り
をするために必要な下半身の筋肉はつくのです。
(「素振り筋」とは多少ちがうかもしれませんが)

このように、ウエイトトレーニングは直接「素振り筋」をつけるのではなく、
素振りを速く・強くするだろう、下半身の筋肉を鍛えることができるのです。
回数も時間も早く、です。

これは一例ですが、この効果は大きいとおもうので、私は
「トレーニングをやる派(すすめる派)」です。

 

目的によってどちらでもいい

「トレーニングをしない派」と「トレーニングをする派」
目的によってはどちらでもいいと考えています。

たとえば、最初に書いた監督や選手。
その競技をしたいから練習や試合をたくさんする。
トレーニングをする時間があれば練習や試合をしたい。

ゴルフやテニス、スキーなどを趣味でやっている人もそうです。
それらをやりたいからやっているのであって、別にウエイトトレーニングを
したいわけではありません。
ウエイトトレーニングをしてもそれがうまくなるとは限りませんし。

もちろんです!

それとは反対に
「トレーニングをしたい」
「トレーニングをしなければいけない」

それもありです。
(そもそも私はそれを仕事としていますし)

・ウエイトトレーニングで強いカラダをつくりたい
・ウエイトトレーニングでケガをしないカラダをつくりたい
・ウエイトトレーニングで練習をバンバンやる体力をつけたい

だから、「トレーニングをする」

これも、もちろんです!

 

 


■今日のあとがき

5/3(金祝)朝8時、高速に乗って富山県射水市へ。
サポートチームの観戦でした。
試合開始前のウォーミングアップから
じっくり観戦。
厳しい戦いでしたが、もちろん勝利。
混む前に会場をあとにしました。
途中、メールを確認するとあるオファー。
期間限定ではあるのですが、決まれば、
もちろん力の限り、です。
スポーツ店、他のショップをまわり
自宅へ。
ウォーキングをして夜はブログでした。

 

■Something new Once a day
(一日一回新しいことを)

・自然派らーめん達 小杉インター近く
・メロンクリームサンド
・IMIZUスポーツクラブ
・vs.イズミメイプルレッズ(広島)

 

■期間限定「減量日記」

本日より期間限定「減量日記」スタートです。
ダイエットではなく減量です。
6/8(土)朝8時までに61.00㎏以下を
めざします。
(朝8時は試合前の検量時間です)

健康のためのダイエットではなく、
あくまでも減量なので、みなさんの
参考にはなりません。
もちろんよい子はマネをしないでください。

現在体重66.60㎏
6/8まであと36日

おしらせ 2  
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