「多数派」と「少数派」。違いをだすためには少数派にも慣れよう。

「多数派」でいると、人数が多いので、安心感があります。イベントなどは盛り上がりますし、「間違いない!」ことも多いでしょう。「少数派」でいると、人数が少ないので不安になることもあります。「変わった人」と言われるのも、なぜか悪口のようでいやです。
しかし、人との違いを出すには「少数派」に慣れることも必要ではないでしょうか。

相手チームのスタンド

 

昼間のスーパー銭湯

昼間にスーパー銭湯に行ってきました。お客が少なくて「ラッキー」と思った反面、なぜか不安になりました。

 

今日は朝から自由になる時間があり、スーパー銭湯に行ってきました。この暑い昼に銭湯なんか行く人がいるのか、と思いつつ向いました。
駐車場に着くと、車がほとんどありません。思わず、スマホで休日を調べてしまいました。年中無休で、営業していました。

いつもは学院大での練習の後、21時ごろに行くので、広い駐車場は満車。
空きスペースを探すのにぐるぐる回る日もあります。
そんな駐車場が「ガラ~ン」としていたため休みだと思ったのです。

駐車場がそんな状態ですから、脱衣場もお風呂も私を含め3人ほどしかいません。露天風呂は私一人でした。

はじめは大きな露天風呂を独占した気分で、「ラッキー!」と喜んでいましたが次第に寂しくなってくるのです。そしてなぜか罪悪感も。

「平日の昼にこんなことをしていていいのか」
「お盆前の忙しいであろう平日に大丈夫か」
「多くの人は働いているのに」

と。

平日の昼間に銭湯にいる「少数派」に少し不安を覚えたのでした。

 

「多数派」のいいところ

「多数派」のいいところは人数の多いところです。多数決という言葉どおり、多くの人がいるので物事を決めやすいですし、大きなことができるのも「多数派」のいいところではないでしょうか。

 

「多数派」だとなぜか安心感があります。大人数なので間違いがないだろうとも思いますし。多くの人が指示しているので「ウケ」もいいです。

ショップの店員に聞いたことがあります。
「マネキンが着ている(ディスプレイ)洋服はあまり売れない」んだと。
なぜなら、ディスプレイの服は目立つようにしてあるから。
そのまま買って、街で着ると目立ちすぎることを知っている人が多いそうなのです。だから売れるのはディスプレイしてある服の別の色だそうです。

普段着用してもあまり目立ち過ぎない、いわゆる「ベーシック」な色をディスプレイしても洋服が目立たないそうなのです。
そしてアパレル大好きなおしゃれな店員は、自分の好きなものをディスプレイするので必然的に「おしゃれすぎる」服が選ばれるそうです。

夜の通販番組を見ていたら、女性のワンピースが出ていました。
たくさんのカラーがありましたが、売り切れていくのは、白・黒・ベージュなどでした。ファッションに疎い私がきれいだと思った、ターコイズブルーやショッキングピンクなどは最後まで売り切れませんでした。

「大衆ウケ」うけするベーシックな色がやはり売れるのです。

洋服に限らず「多数派」は「無難」なのです。

 

人と違いをだすために「少数派」にも慣れる

人との違いをだすためには、「多数派」をおさえつつ、「少数派」にも慣れていかなければいけません。

 

スーパー銭湯の話のように、お客が少ないと、なぜかさみしい気がします。レストランは満員のほうがおいしい気がしますし、行列ができるお店は価値があるような気がします。
コンサートやライブも大人数のほうが盛り上がりますし、アーティストも観客もテンションアップでしょう。

洋服や持ち物も「おしゃれすぎる」ものよりもベーシックなのもが売れるでしょう。中古品として売るときもベーシックなデザインのほうが高値で買い取ってくれますし。

私も大人数で騒ぐことも好きですし、「ド定番」やベーシックなものが好きです。
ショップの店員に「ここ数年、ネービーしか売っていない」と言われましたし。

 

しかし、「少数派」にも慣れていかなくてはいけません。
私も、今は「少数派」を選ぶようにしていますし、「少数派」になるようにしています。
「まったく違ったこと」をするにはまだ勇気がありませんが、「ちょっと違ったこと」には常に挑戦です。

通常のことと、違ったことがあれば、違ったことを選びます。
定番のものと、定番ではないものがあれば、
迷わず定番ではないものを選びます。

毎日2時間以上かけて書いているブログもそうですし、大学生と一緒にやっているウエイトリフティングもそうかもしれません。

「一日一回新しいこと」もその一つです。

人とちょっとだけ違ったことを。日傘男子に挑戦
はじめての場所、宮崎県へ。宮崎行きを決めたわけ。

最近では日傘デビューもしましたし、初の宮崎県にも行きました。

 

その原動力は何かというと「ちょっとした違い」を出さなければ、選ばれないからです。
運動指導に関わる、トレーナーや、インストラクター、S&Cコーチ、フィジカルコーチ、フィットネスコーチ、パーソナルトレーナーの中から選ばれなくてはいけないのです。

組織に属さず一人でやっている私を選んでもらうには、
「ちょっと人と違った」トレーニングコーチでなければ
いけないのです。

もし私が依頼する立場だったら、「ちょっと違った人」を選びますし。

多くの人が、定番や、ベーシックなのもが好きです。
その反面

・限定品
・コラボ商品
・別注品
・ダブルネーム
・特別カラー
・スペシャルヴァージョン

なども大好きです。

「多数派」だけど「少数派」も好きなのです。
人と「少し違ったもの」も選びたい気持ちもどこかにあるのです。

人に選ばれるには「ちょっとした違い」を出しましょう。

「少数派」になることにも慣れていきましょう。

 

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私も、もっと選ばれるようにしていかなければ
いけませんね。
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【編集後記】

3人のお客しかいないスーパー銭湯。露天風呂にいると一人のおじいちゃんが
近くにきて、星稜高校のことを話かけてきました。

「どうして、この情報知っているの」や
「どうして、こんなでたらめな情報が出ているの」とびっくり。
「こうなんですよ」と、のどまで出かけましたが
「そうなんですね」としかいいませんでした。

よくも悪くも、注目の的なのだと改めて思いました。
ファンもアンチも含めて高校野球人気の高さに驚かされました。

ちなみに私は県内での講演会などで経歴をいうときは、
ちょっと控える事柄もあります(笑)

 

【昨日のOnce a day】一日一回新しいことを

・サン・クルーズ(カフェ&レストラン)
・ココスのかき氷(ハーフサイズ、半分残し)

おしらせ 2  
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