那覇ー小松便。はじめてJAL当日アップグレードを利用してみました。
料金はプラス1000円。はじめての経験は、お値段以上の体験でした。
飛行機に乗るまでが緊張
これまで飛行機に乗った回数は行き帰りを合わせて十数回。恥ずかしながら、いまだに飛行機に乗るまでの手続きは緊張します。
東京、大阪など頻繁に出かけます。今年も数十回行ったので、平均一か月に2回ちょっと行ったことになります。
すべてが電車移動です。
関東へは北陸新幹線で。5年前に開通したのですが、それまでもはくたか(特急)と新幹線を乗り継いで4時間30分かけて行っていました。
北陸新幹線が開通して2時間30分ほどで行けるようになり、関東がグッと近くなりました。
金沢に住んでいることも大きいですが。
関西にはサンダーバードで。大阪まで2時間30分かかります。
研修や、セミナーが関西で行なわれることが多く、サンダーバードにもよく乗っています。
特急ですから、新大阪止まりではなく大阪まで一本で行けるのが魅力です。
もうすぐ敦賀まで北陸新幹線が延伸されます。
手前勝手ですが、延伸するとサンダーバードはなくなるか、本数が限りなく減るので
嫌で仕方がありません。
敦賀で乗り換えが発生します。
さらにその後、敦賀からまた延伸されます。京都なのか新大阪なのかはわかりません。
早く行けるのはいいのですが、大阪まで一本でいけないのが嫌です。
京都もしくは新大阪で、乗り換えという面倒が一つ増えます。
話を戻します。
東京、大阪に行くために私は飛行機を使いません。
理由はいくつかあります。
まず空港までの距離です。金沢に住んでいるので小松空港まで車で30分以上かかります。
隣の富山きときと空港は高速を使って50分ほどです。
飛行機に乗っている時間は短いのですが、空港まで時間がかかります。
最終便が早いのも理由です。
羽田小松便の最終はJAL、ANAとも羽田19時55分(21時着)。
飛行機ですから空港には早く行かなければいけません。
セミナーが終わり、19時頃に羽田空港へはすこし慌ただしく感じます。
電車なら最終は大阪20時54分、京都21時21分(23時29分着)。
東京駅からは21時4分です。
少し余裕があります。自宅に着くのは遅いですが。
懇親会に参加できないのも理由です。
19時まで羽田だと、セミナーや研修会後にあるかもしれない懇親会に
参加できない&早退になるからです。
「懇親会は意味がない」という方もいますが、私は好きです。
最後までは無理でも、少しでも長くいたい派です。
友人や講師の先生と会食できるのは、プラスアルファーのセミナーのようで
私は大事にしています。
そして最後の理由は、飛行機の搭乗手続きが苦手だからです。
あまり乗らないから苦手なのでしょうが、久しぶりに乗ると分からなくなります。
今年の夏、2年ぶりに飛行機に乗りました。宮崎まで一人で行ってきたのですが、
恥ずかしながらタッチ&ゴーシステムがよくわからなくて戸惑いました。
⇒本気で目指した日本一。残念ながら銀メダル。(再)
⇒はじめての場所、宮崎県へ。宮崎行きを決めたわけ。
⇒人とちょっとだけ違ったことを。日傘男子に挑戦
2年前は平昌に行きましたが、団体で行ったので、人の流れに従っていただけでした。
今回の沖縄では、夏に飛行機に乗ったばかりなので少し余裕がありましたが、やはり苦手です。
電車のように出発時刻に飛び乗ることができればいいのですが。
それらの理由があり、飛行機にはあまり乗っていません。
JAL当日アップグレード
上記のようにあまり飛行機に乗り慣れていない私が、搭乗前にアナウンスされたJAL当日アップグレードを利用してみたのです。
飛行機に乗り慣れている人は当たり前でしょうが、私にとっては少しハードルが高いものでした。
ファーストクラスや、ビジネスクラスはもちろんのこと、一般のシートしか乗ったことがありません。もらったチケットの席でしか(自分で選んだことがない)乗ったことがないのが正解です。
料金の1000円のことは気にしないのですが、
・どんな席なのか
・どこで1000円を払うのか
・そもそもどうしたらいいのか
わからなかったのです。
アナウンスをよく聞くと
・中央カウンターに行けばいいこと
・料金は1000円だということ
・あと3席だけあるということ
でした。
よくわからなかったのですが、そこは日々「一日一回新しいことを」実践しているので、
思いきってカウンターに行ったのです。
⇒新しいことをしたければ、はじめての場所に行く
⇒一日一新をまねて一日一回。「Once a day」新しいことを
3列シート窓側、クラスJに変更になったのです。
新しい体験に1000円は値段以上の価値
思いきってやってみたグレードアップ。新しい体験に1000円以上の価値でした。
変更になったのは、最前列の3列シート、窓側でした。
3日前の那覇行きの飛行機は3列シートの通路側でした。
2時間ちょっとですが、あまり乗り慣れていない私にとって、外は見たいものです。トイレに行きにくいというデメリットはありますが。
今回、通路側でトイレを気にしないのはよかったのですが、残念ながら
両方とも窓はありませんでした。
そして前の人が大きくて(体重も)シートに寄り掛かるたびに大きな振動がきました。よく体勢を入れ替える人で、ゆっくり眠れませんでした。
窓側の人はトイレに3回も行き、その度に足元に置いてある私のバックを踏んでいきます。
左右の棚がいっぱいで、しかなく前席の下に置いたのですが。
行きはそんな感じでした。
そして帰り。
足元は広く、足を延ばしても前の壁には着きません。
そして窓。横の窓と前の窓があり両方とも一人占めでした。
あいにく天気が悪くよく見えませんでしたが。
そしてなんと3列シートは私一人。
広いシート、前、横のストレスがなく、窓を独り占め。
最高のアップグレードでした。
ちなみに飛行機から降りるのも1番でした。
残り3席のアップグレードは私一人だったようです。
今回、たまたまラッキーでしたが、本当に利用してよかったです。
座席の条件が良かったことばかりではなく、新しい体験ができたからです。
1000円で新しい体験ができたのは価格以上です。
・はじめて、飛行機がすれ違うところをみた
・飛行機のドアの開閉の様子をみた
・小松自衛隊のF機の3機連続のスクランブルをみた
・一番に飛行機から降りた
・3列シートに一人だった
など、CMではないですが「お値段以上」でした。
中央カウンターに手続きに行くという、ハードルを越えてよかったのです。
その価値をどう思うかは人それぞれです。
寝るだけだから関係ないという人もいるでしょう。
別に早く着くわけでもないともよく聞きます。
私も当日たまたまアナウンスを聞いたから、利用しただけで
はじめから、やろうとしたわけではありません。
しかし、新しい体験ができたことはよかったです。
一つネタにできましたし。
今回の飛行機には「クラスJ」しかありませんでした。
なかには「ファーストクラス」もあるそうなので、タイミングが合えば
一度は必ず利用してみます。(プラス8000円ですが)
【編集後記】
首里城が車で移動中、わずかしか見られなかったのがこころ残りです。
近いうちにみに行きたいです。
新たな復興の象徴になるでしょうね。
【昨日のOnce a day】一日一回新しいことを
・レンタカー
・美ら海水族館
・美ら海カフェ
・やっぱりステーキ
・A&Bバーガー
・ルートビア
・三丁目そば
など多数。