笑ってしまうような、ツイていない日はないでしょうか。
私も最近そんな日があり、どこまでツイていないんだろうと楽しんでしまいました。
*東京までの代替手段
出発前からツイてない
2泊3日の予定で東京へ研修に行く予定がありました。もともと、この研修は9月の末に予定されていました。日程的にもタイミングがよく、思い切って申し込みをしました。
「思い切って申し込んだ」というのは、私がいつも受けているような研修ではなく、少し種類が変わった研修だったからです。以前から気になっていましたが、なかなか決心がつかず、延び延びになっていたのです。
料金もそこそこしますし。
今回は決心をして、受講することにしました。
しかし残念ながら、参加人数が少なく中止になったのです。
講師の先生には悪いですが、内心は「受講人数が少ないほうが、じっくり学習できる」と、ほくそ笑んでいました。でも中止になったのです。
ツイてない…。
結局、日が変更になり開催になったのですが、今度は定員いっぱい。
9月に応募した人の5倍の人数が集まったようです。
この日は、私が関西で受けたいセミナーと重なってしまいました。
関西セミナーの講師は友人で、セミナーの前後の懇親会を楽しみにしていたのです。
そのため泣く泣く、関西セミナーを諦めました。
もちろん変更になった講習会に行きたかったのですが、関西も行きたかったのです。
日程が重なるなんて
ツイてない…。
今度は、もう少しで上京というところで北陸新幹線が運休。
2時間30分で行ける東京行きが、米原経由になり4時間40分もかかることになったのです。
さすがにこれは、台風によって多くの人が被害を受け、大変な思いをされているのはわかっています。仕方がないことだと分かっているので、何も思うことはなかったのですが。
それでも、チケットの変更など手間がかり、少しイライラしてしまいました。
なかなかサービスセンターの人と話がかみ合わなかったのです。電話で延々待たされたあげく、もう一度チケットを取り直してくださいということに。
はじめから、取り直すつもりでしたが、変更をすすめられたので、
そのようにすると、また取り直してくれと言われたのです。
(あちらも、混乱していたのでしょう)
チケットを取り直す段取りをしていると、今度は集合時間に余裕を持っていけないことが判明。
前日に上京し、1泊余計に泊まることにしたのです。これも仕方がありません。
まだまだツイていないことは続きます。
・前日に足の親指の爪がはがれる(激痛)
・トラベルセットのコンタクト用品が不明
⇒合宿や、研修に行くときの洗面セットの中身
数々の困難を乗り越え、上京したのです。
電車内もツイてない
いろいろありましたが、とうとう講習会の前日。
ゆっくりとした出発でしたが、電車の中でもツイてないことばかりでした。
まずは、特急列車のしらさぎでのできごと。
カーテンの開閉と、ひじ掛けの主導権争いがありました。
結果すべて負けました。通路側でしたので窓のカーテン開閉の主導権は
窓側の席の方かもしれません。
日差しが強く、顔に日があたり、まぶしいやら、暑いやら。
私は始発の駅から乗っており、はじめ閉めていました。
ほとんどの通路側の人は閉めていましたが、その方が乗ってきた瞬間、
カーテン全開にし、中央の肘掛けも占有したのです。
ひたすら耐えました。
ツイてない……。
米原駅からは新幹線に乗り換え。
気分も新たに乗り込みましたが、またまた。
私の席は参列シートの窓側でした。
次は、通路側と中央のカップルのいちゃつきに東京駅まで耐えなければいけませんでした。
2人とも、足の前にキャリーバックを置いています。席に着くときも、1回だけ行ったトイレの時もそのキャリーバックをまたがなくてはいけません。
上の棚は空いていましたが入れる気配がありません。
そしていちゃつき。遠くで見ていると、ほほえましいのですが、
隣でやられると、たまったものではありません。
私の横(中央席)は彼氏、通路側は彼女。
彼女が彼に寄り掛かるたびに、彼氏の肘と肩が私にあたるのです。
せめて彼氏と彼女の席が違えば、私のところにスペースができるのですが……。
ヒマがあれば手を激しくつなぐので、その度に大きな振動が伝わります。
そして後ろの席。
座席には、お父さん、お母さん。赤ちゃん。小さな女の子、男の子の5人。
赤ちゃんが泣くのは仕方がないのですが、両親はおおらかなようで、
後ろの席ではミニ運動会が開かれているのです。
大きな声はヘッドフォンをしているので気になりませんが、子どもが私の座席を蹴るのです。
運動会ですから……。
ヨコから後ろから、私は攻められているのです。
せめて前の席は。
そんなにうまくいくはずがありません。
シートはMAXまで倒してあります。それだけならいいのですが、
何回も背中をぶつけるのです。倒れこむといったほうが良いのかもしれません。
大きな音と振動が。
その度に、腕を上に挙げるので、手が視界に入ってくるのです。
前、横、後ろから攻められ、私はただ耐えるだけでした。
ツイてない……。
ホテルに到着。チェックイン前に荷物を預ける時は、先客で大渋滞。
待たされました。
遅い昼食をとりにお店に行くと2店連続「もう終了しました」と。
バックのファスナーがよく締まらなかったのも、
コンビニで出したカードが反応しなかったのも、
それのカードを財布にしまうとき、レジ前でその他のカードをばらまいてしまったなど、
最後は笑ってしまいました。
ツイてないマインド、ツイてるマインド
世の中には「ツイてないマインド」と「ツイてるマインド」があるそうです。
「ツイてないマインド」は何があってもツイていないと思うことです。
ちょっとしたことでも、ツイていないと思うと、すべてがツイていないように思えるそうです。
冷静に考えると
研修は日程が変更になりましたが、開催され参加できました。
友人のセミナーと重複しましたが、友人ですから、いざとなればいつでも会えます。
前日に足の爪がはがれるのもたまたまです。
試合前ではなくて不幸中の幸いです。
コンタクト用品は、自宅に代用の品がありました。
特急や、新幹線の中のことはある意味、不運ですが、これは仕方がありません。
ファスナーが閉まらないのも、カードが反応しないのも、カードをばらまいてしまったのも、
たいしたことではないのです。
たまたま続いただけなのです。
それをツイてない、ツイてないと思うのは「ツイてないマインド」です。
「ツイてるマインド」とはどんなことでしょう。
ほんのささいなことでもラッキーだと思うことだそうです。
今回に当てはめると、
・以前から行きたかった講習会に参加できたこと
・大災害の後にも関わらず、東京まで行けたこと。
・試合の後に爪がはがれたこと(8月の試合前でなくてよかった)
⇒本気で目指した日本一。残念ながら銀メダル。(再)
・公式HPからホテルを予約したので、おかし「アルフォート」をもらえたこと
・ポイントが溜り、キャッシュバックされたこと
・3店目のお店がおいしくて当たりだったこと
・ホテル前がお祭りで楽しい雰囲気だったこと
など、冷静に考えるといいこともたくさんあったのです。
このように考えると「ツイてるマインド」です。
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ツイていない日もあります。何をやってもダメな日もあります。
イライラして、ときに落ち込むこともあります。
そんなときは「ツイてないマインド」になり。ツイてないことばかり探すのです。
でもそんな日と違い、何をやってもうまくいく日もあります。
イヤなことや、損したことは、いいことや、得したことよりも
何倍も大きく感じるそうです。
今日は「ツイてない」と思っても、笑って「そんな日もあるさ」
「今度はツイてる日にしよう」と思ってみてもいいのではないでしょうか。
「ツイてるマインド」を持ってツイてることを探しましょう。
そうしましょう!
【編集後記】
ラグビー残念でした。
ラグビーをやっていた者としては、少し誇らしい気持ちです。
ラグビーが美しく見えたのは私だけでしょうか。
ハードトレーニングの様子も幾度となく紹介されていました。
トレーニングの重要性がこれを機にさらに広まってくれればうれしいです。
【昨日のOnce a day】一日一回新しいことを
・大塚 豚山
・中華居酒屋 福田