「まねる」尊敬してまね続ければ、オリジナルになるかも?

いきなりオリジナルなものを出すことは、とても難しいこと。尊敬の念を持ってまねし続ければ、いずれオリジナルになるかもしれません。

小4の姪っ子がまねしてつくったプログラム表

「まねる」こと

「まねる」ことはあまり良いイメージがありません。しかし「お手本」という言葉があるように、とても良い言葉でもあります。

 

まねることを悪い意味でとらえると、たくさんの言葉が出てきます。

・パクリ
・コピー
・偽物
・まがいもの
・パチモン
・イミテーション
・海賊版
・無断借用
・盗用

人が苦労してつくったものや、書いたもの、創作したものを、なんの努力もせず丸写しすることは、犯罪になるでしょう。
犯罪にはならなくても、社会通念上アウトですし、以前より社会の目は厳しくなっています。

しかし、悪い意味ばかりでもなく、良いイメージの言葉もたくさんあります。

・学ぶ(まねるの語源)
・なぞる
・お手本
・前例に従う
・教習
・踏襲

そして、「インスパイヤ」も、そのものに感化される事なので、まねかもしれません。

ラーメン二郎の近くにある、ラーメン屋さんは「ラーメン二郎のインスパイヤ店」とも言われています。もちろん味は違いますが、出てくるラーメンの様子も、注文時のコールもそっくりです。

トリビュートという言葉も使われますし。

_____________

*トップ写真の担当表⇒小4の姪っ子

_____________

尊敬をして「まね」し続ける

人やものに対して尊敬をし、まねをし続ければ、やがてオリジナルのものになるのではないでしょうか。

はじめから、自分独自のもの、世の中になかったものなど、決してないわけではないでしょうが、数少ないのではないでしょうか。

私たちはすべて、尊敬した人や、あこがれた人のまねをしてきました。

・お父さんお母さんのまねをして
・お兄ちゃんお姉ちゃんのまねをして
・友だちのまねをして
・アイドルのまねをして
・先生のまねをして
・先輩、上司のまねをして
・師匠のまねをして

まねをし続けてきたから、今のオリジナルの自分が、いるのではないでしょうか。
そして、習い事やうまくなりたい事などすべてまねから始まります。
上達したときの究極は、師匠の容姿や、しぐさ、クセなどそっくりになると言われています。
しかし、師匠は師匠ですし、弟子は弟子。
弟子もそこまでいくと誰かの師匠でしょう。
まねをし続ければオリジナルができるのです。

このように、まねすることを忌み嫌わず、どんどんまねていくことも必要ではないでしょうか。

 

「まね」はグラデーションのようにオリジナルに変わっていく

「まね」をし続けていくと、グラデーションのようにオリジナルなものに変わっていきます。

グラデーションのようにこれまで書いてきたように、突然、全く新しいものは出てきません。
出てきたとしても、なにかしら、はじめのうちは、まねをしていたり、影響を受けたりしたものでしょう。

水色が一気に深い緑色になれば、違う色の出現ですが、
水色と深い緑色の間には、グラデーションのように少しずつ変化があります。

これは、あるものを、注意深く観察し、尊敬の念を持って、まねをし続ければ、やがてオリジナルができるのに似ています。

 

私もスキーやスノーボードを習ったとき、友だちからは
「お前、師匠と同じ滑り方だな」とか
「ウエアーのセンスも似ているな」とよく言われました。
だって、まねし続けてきましたし、習い続けてきましたから。

しかし、それは二人を知っている人が見ているからで、スキースクールの生徒さんから見れば、私は完全なオリジナルです。
もし、師匠と一緒にいても、わからないでしょう。

水色と深い緑色のように。

滑りは似ていても、技量はいまだに師匠のほうが上ですし。。

また、尊敬する友岡和彦さん(ドームアスリートハウス)とのはなし。
友岡さんがセミナーでやっていた、「動物の動きトレーニング」を完全コピーしていろいろなところで指導しました。
(ナショナルチームの合宿でも)

たくさんの回数と量を積んだわけです。私なりの解釈もできましたし、
バリエーションも増えました。

完全コピーが、似たようなトレーニング方法に変化していったのです。

一度、友岡さんに「まねしていいですか」と話をしたら

「もちろん。大崎さん、ベンチプレスのやり方をまねするな、という人いないでしょ。」と。

しびれました。さすがです。

私も「まねしていいですか」と言われたとき
友岡さんの言葉をまねしています。

**************

社会通念上、アウトなパクリはいけません。また文章などの完全コピペもいけません。(てにをはを直しただけでもいけません)

しかし、何かいいものに出会ったり、見たり聞いたりした場合は、
尊敬の念を持って、迷惑のかからない程度にどんどん参考にしていきましょう。
どんどんまねていきましょう。

お手本にして、なぞってなぞって、そのうち新しいものができたら
お手本に感謝をしましょう。
感謝を言いましょう。

そして、いつかまねされるようになりましょう。
…なりたいものです。

【編集後記】

今日も天気がよく、嵐の前の静けさでしょうか。
明日は大雨の予想ですね。
私は明日から関東に3日間。
新幹線が遅れなければいいのですが。
多くの友だちと会えるので楽しみです。
月曜日の最終で帰ってくる予定です。

 

【昨日のOnce a day】1日1回新しいことを

はじめての旅行会社
Amazon TV番組

おしらせ 2  
タイトルとURLをコピーしました