上手くできるから楽しめること。上手くできないからこそ楽しいこと

上手くできるから楽しいこと、上手くできないからこそ楽しいことがあるのではないでしょうか。

＊アイスバーンの朝

上手くできるから楽しい

上手くできるから楽しいことはたくさんあります。

自分が上手くできることは楽しむことができます。
スポーツに限らず

・得意なこと
・自由にできること
・自由に扱えること
・すぐにできること
・人より上手くできること

などは、やっていても、とても楽しいものです。

得意だから、さらに上手くなります。
上手くなると、もっと上手くなりたいとも思いますし。

この前も、スキー場に行ってきました。
その日の予想は日中の気温が高く、晴天でした。
そのためでしょうか、朝は放射冷却の影響によりとても寒い朝でした。

スキー場近くにある道路気温計はマイナス表示。
ゲレンデはガチガチのアイスバーンが予想されました。

私はスキーもボードもするのですが、朝になってよく迷うことがあります。
今日はどちらをしようかと。

もちろん前日には決めているのですが、どちらの道具も車の中に置いてあります。
どちらを選んでも、できるようになっているのです。

その朝は少し悩んだあと、スキーを選択しました。

結局、4時間休みなく滑りました。
とても楽しく滑ることができたのです。

ではなぜ今朝、スキーを選んだのか。

それはゲレンデがアイスバーンでも、スキーなら楽しく滑ることができるからです。

スキーは遊び程度でしたが、小学生の頃からやっています。
本格的に始めたのは社会人4年目の頃。
すでに20年以上やっていることになります。

一応インストラクターにもなりました。
（3回目にやっと合格しました）

技術競技会で入賞するような技量はありませんが、そこそこなら滑ることができます。
（コブは未だに苦手です）

ある程度の斜面や、悪雪、アイスバーンなら安全に楽しんで滑ることができるのです。
そのためアイスバーンのその朝はスキーを選択したのです。

上手いからとはいえませんが、ある程度上手く滑ることができるからこそ、悪条件でも楽しめることができるのです。

おしらせ

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上手くできないからこそ楽しい

「上手くできるから楽しい」とは反対に「上手くできないからこそ楽しい」こともあります。

私にとってはそれがスノーボードです。

アイスバーンの朝にスキーを選んだように、スノーボードではアイスバーンを上手く滑る自信はありません。
もちろんそこそこはできるのです（一応インストラクターです）が、やはり緊張感はスキーと比べものにはなりません。

緊張感とは、アイスバーン時のスノーボードによる転倒です。
スノーボードはよく転んでしまいます。
逆エッジもありますし。

・スノーボーダーが実感するスキーヤーの魅力

転倒しやすいのもスノーボードの魅力のひとつですが、アイスバーンで転倒すると

どこかを強打する
斜面を滑り落ちてしまう

可能性があります。
転倒による強打はヘルメットやヒップガード、リストガードなどのプロテクターで予防することができます。
（ある程度ですが）

しかし、アイスバーンの斜面を転んだまま滑り落ちるのは予防ができないのです。
下手に止めようとすると、斜面にエッジがかかってしまいケガにつながります。
そして、止めなければ止めないで、人にぶつかる可能性があります。

もちろん「ぶっ飛ばさない」ように、慎重に滑りますが、転倒はどこであるかはわかりません。
スノーボードによるアイスバーンでの転倒が最大の恐怖なのです。
（もちろんスキーでも一度転倒すれば止まりません）

そのためスキーと比べ転倒しやすいスノーボードはアイスバーンを楽しむことができないのです。

しかし、スキー場の斜面はアイスバーンのときだけではありません。
夜に雪が降った次の日の朝は新雪です。

新雪をスノーボードで滑ると、浮遊する快感があります。
そして豪快に転倒しても楽しいという快感もあるのです。
痛くもないですし。
（スキーも浮遊感はありますが、ボードのほうが浮き上がる感覚は強いです）

ボードはよく転倒する、でも楽しい。
これこそ「上手くできないから楽しい」ことでもあります。

また、上手くできないから、もっと上手くなりたいという気持ちも出てきます。
できなかったことができた喜びもありますし。

私にとってスキーは上手くできるから楽しいことです。
しかし、スノーボードは上手くできないからこそ楽しいことでもあります。