壁を使った肩の柔軟性向上トレーニング

壁を使って肩の柔軟性を高めるトレーニングをしています。

*モデルNさん

 

肩の柔軟性がわかるトレーニング

冒頭の写真。
壁を使って肩の柔軟性トレーニングをしています。

彼女は肩がじゅうぶん柔らかく、トレーニングというよりも
コンディショニングチェックが中心ですが。

・手の甲
・両肩
・背中
(腰は少しだけ離れます)
・お尻の上(仙骨)
を、

壁にピッタリつけてしゃがむ、といった
シンプルなトレーニングです。

しかし、肩まわりが硬いと、なかなかうまくいかないものです。
彼女がやる前に病院のスタッフも挑戦しましたが、
うまくできませんでした。

・両肩を壁につけるとお尻が壁から離れる
・お尻を壁につけると肩が壁から離れる
・両肩を壁につけ、強引にお尻をつけると腰が反ってしまう
・手の甲をつけてしゃがみだすと、手も一緒に下がってしまう
・壁にカラダをつけると、しゃがめない

などの症状が出てくるのです。

 

それぞれの原因

では、どうして上記のような症状が出てくるのか。
原因のひとつとして、肩まわりの柔軟性の低下があげられます。

 

・両肩を壁につけるとお尻が壁から離れる
・お尻を壁につけると肩が壁から離れる

→手を上にあげるとき、両耳の横、もしくは両耳よりうしろに
あげることができない。

そのため、どちらかを壁につけると、どちらかが離れてしまいます。
胸が硬く、胸をはれない場合もあります。

 

・両肩を壁につけ、強引にお尻をつけると腰が反ってしまう

→強引に両肩とお尻を壁につけると、肩まわりの硬さを、
腰を反らせることでカバーしてしまいます。(代償動作)

普段から、腰の柔軟性を生かして、肩の動作を補助していることがあります。
そのため腰痛になる可能性もでてきます。
(すでに腰痛の人も)

 

・手の甲をつけてしゃがみだすと、手も一緒に下がってしまう
・壁にカラダをつけると、しゃがめない

→止まった状態では、「なんとか」壁にカラダの部分をつけることができます。

しかし、動きだすと、「なんとか」が、できなくなり、壁から離れてしまいます。

「なんとか」は
・「帳尻合わせ」
・「ごまかし」
・「調節」
です。
(人間のすごい能力のひとつです)

肩関節もそうですが、肩甲骨をうまく動かせない場合もあります。
肩甲骨の上方回旋といいます。
(肩甲骨を背骨によせる動きが苦手な場合も)

 

 

壁を使った肩の柔軟性向上トレーニング

壁を使い肩の柔軟性を向上させるトレーニング方法です。

1、肘を90度に曲げた状態(肘は肩の高さ)で
・手の甲
・両肩
・背中
・お尻の上
を壁につける。
頭も自然と壁につくはずです。

足幅は肩幅以上。
つま先まっすぐ、もしくは少しだけ外側に向ける。

もしも腰が過度に反ってしまうなら、腰を少しだけ壁から離しましょう。
(肩を壁につけるが優先です)

2、手の甲の位置は変えず、ゆっくりしゃがんでいく。
肘の伸びにつられ、手の甲が下がらないようにキープします。

もし、手の甲が離れるようだったら、離れる直前まで
しゃがむようにしましょう。
(肩まわりの柔軟性向上に伴い、しゃがめるようになってきます)

しゃがんだ位置で息を吐ききります。
おなかを固めて(腹圧)背中を壁に押し付けましょう。
腰の反りが少なくなります。

ある程度までしゃがんだら、元の位置にゆっくりもどりましょう。
壁に背中を滑らしていきます。


*手の甲の位置は変わっていません

私はその動作を5~6回ほど繰り返すようにしています。

ムリにカラダを壁に押しつけたり、強引にしゃがんだり
しないようにするのが重要です。

・できるところまで、ゆっくりしゃがんでいくこと
・しゃがんだ位置でも、おなかの力(腹圧)を抜かないこと
が、ポイントです。

 

肩の柔軟性向上のトレーニング、肩のコンディショニングチェックなどに
取り入れてみましょう。

 

 

 

 


■今日のあとがき

5/22(水)午前中は所用。
そのあとファミレスで少し仕事を。
夕方から高校部活動のサポート。
本日は1年生のみ。
初めてのウエイトトレーニングサポートでした。
トレーニングよりも準備、心構えなどを中心に。
高校1年生のウエイトトレーニング。まずは用具の扱い方から

これからバンバン取り組んでいきます。
そのあと直接、小松市の高校へ(自分の練習)
1ゕ月ぶりの高校での練習でした。
新たな課題も見つかりました。

 

■Something new Once a day
(一日一回新しいことを)

■期間限定「減量日記」
3/23
減量20日目。

現在体重66.22㎏
(目標61.00㎏)
6/8まであと17日

おしらせ 2  
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