地元ラジオ局の女子アナウンサー。ラジオ番組で気象予報士に合格したと報告していました。学生時代を含め十数回テストを受けたそうです。私も社会人になって、いくつテストを受けたか考えてみました。
*2009年に受講した対策講座(今は講師をしています)
社会人になってテストを受ける
小学校の頃から就職して社会人になるまで、誰もがいろいろなテストを受けてきました。
小学生からは遅いほうで、小学校入学前にもテストを受けた人もいるでしょう。
私の友人は、付属小学校に入学するために幼稚園のとき、テストを受けたと言っていました。
スイミングの級別テストや、そろばん、空手の昇段試験なども幼稚園の時に受けた人もいるのではないでしょうか。
小学校から社会人になるまでの学校生活はテストの連続です。
勉強のテストや部活でのテスト(昇段試験や検定試験)など
大なり小なりテストは全員が受けてきました。
就職試験や、運転免許を最後に社会人になると大幅にテストの数はなくなります。
もちろん昇給試験や昇任試験、仕事で必要な資格試験などがありますが、学生の時よりもかなり数は減るのが普通です。
上記の女子アナウンサーもアナウンサー試験を最後に予報士の試験を受けていませんでした。
数年前より、再挑戦を始め十数回目で合格したと言っていました。
合格率は4.7%だそうです。たいしたものです。
その話を聞いて、私は社会人になって、どれだけテストを受けたのかを数えてみました。
教員採用試験を十数回
教員志望でしたので教員採用試験を十数回受けました。
結構粘りましたが、最後まで合格できませんでした。
残念でしたが教員にならなかったので、今の仕事であるトレーニングコーチになれました。
教員も素晴らしい仕事ですが、今の仕事もそれに負けず劣らずいい仕事です。
大満足していますから、人生わからないものです。
教員採用試験は年に一回。大学生時代は保健体育で受験。
それ以降は小学校で受験しました。
最後に受けた試験とその前二回は再び保健体育を。
不合格の中で上位だとAが記されるので、最後のほうはいい線いっていたかもしれません。
不合格者全員がAだったかもしませんが。
途中、実習助手の試験も1度受けました。
教科は農業。短い期間でしたが、農業を必死で勉強しました。
農業の高校や短大、大学を出ていないのでもちろん不合格。
結構問題ができたので、「もしかすると」と思いましたがダメでした。
専門家にはかないません。
通信教育のテスト
日本体育大学は中高の保健体育一種免許しか取得できません。そのため小学校教員になるには通信教育で取得した小学校教諭免許が必要です。
中高の体育教員になりたかったのですが、国体やインターハイがあり体育教員は合格率が異常に高く、競技成績がよくなければ合格できませんでした。
受験には、履歴書の他に、別紙に競技歴と成績を書かせるといった今では信じられないことがありました。
大人の事情です。
全国的にも問題になっていた時期です。
国体のたびに移動するジプシー教員と言われていました。
真偽のほどはわかりません。
と、しておきましょう。
そのため小学校に挑戦するために通信教育を受けました。
佛教大学です。
単位ごとの多くのテストに加え、スクーリングでのテスト。図工と体育のテストも受けました。
不器用な私、図工は2回目の補講テストで合格しました。
⇒器用と不器用の境目(さかいめ)は、できることにフォーカスするか、できないことにフォーカスするか。
放送大学で養護学校2種免許
養護学校での講師経験が長かったので特例で受けることができました。
養護学校二種免許です。
単位を取得し、テストに合格すれば2種免許がもらえました。
放送大学で受けることができるようになった第1回目です。
石川県からは3人のみテストをうけました。
3人とも合格。
現在、一人は大学の教授、一人は私のスノーボードの師匠の奥さんになりました。
先生をしています。
ホームヘルパー1級(現・実務者研修)
講師をやめて初めて受けたテストです。以前は、ほとんどの人がホームヘルパー2級でした。
約3か月専門学校に通い取得しました。
定員25名そのうち男性は5名でした。
男性の一人は前出の私のスノーボードの師匠です。
健康運動指導士・健康運動実践指導者
健康・体力づくり事業財団認定の資格です。
指導士を持っていると病院が併設しているスポーツクラブ(通称42条施設)で働くことができます。
取得のおかげで13年間、病院職員として勤務することができました。
講習期間が長く、単位数も86ぐらいでした。
合格率もあまり良くはなく、苦労しました。
指導者は9日間、兵庫県の武庫川女子大に通いテストを受けました。
CSCS、NSCA-CPT、認定検定員(現・マスターコーチ)
全米ストレングス&コンディショニング協会(NSCA)認定の資格です。
CSCSは主にアスリートやチームスポーツ。NSCA‐CPTはパーソナルトレーナーです。
CSCSは2つのセクションのテストで合計4時間。
NSCA-CPTは3時間のテストを受けます。
認定検定員(現・マスターコーチ)は資格認定者に指導をする中心的役割の資格です。
師範能力が試されます。
2回受験しました。
そのテストを受けるには同協会のレベル1検定に合格していなければいけません。
もちろん私も受けました。
2回目で合格しました。
JATIのATI、AATI、SATI
日本トレーニング指導者協会(JATI)認定資格です。
ATI(トレーニング指導者)→AATI(上級トレーニング指導者)
→SATI(特別上級トレーニング指導者)
と上位資格になっていきます。
ATIは特別認定でしたが、残り2つはテストを受けました。
AATIとSATIを特別認定ではなく2つともテストを受けたのは私が第1号です。
ACSM/EP-C(旧HFS)
アメリカスポーツ医学会認定の資格です。
オンラインテストになって初めてテストを受けました。
まだ限られたテストセンターでしかテストを受けることはできませんでした。
隣の富山まで受けに行きました。中部北陸の第1号受験者で、合格第1号でした。
現在は英語のみでしかテストを受けることができなくなりました。
英語ができない私には日本語受験ができたのはラッキーでした。
タイトリスト・パフォーマンス研究所認定フィットネスレベル1
ゴルフメーカー、タイトリストの研究所が出している資格です。
ゴルフはあまり詳しくないので講習会は苦労しました。
参加者のほとんどはプロ、もしくはレッスンプロでした。
トレーニング業界からは私を入れて4人のみ参加。
全員知り合いだったので
会場で思わず笑ってしまいました。
テスト問題は10問。
めちゃくちゃ難しかったです。
全日本スキー連盟公認スキー準指導員・スノーボード準指導員
スキーのインストラクターの資格です。
スキー準指導員は3回目のテストで合格しました。
その前の1級のテストは2回受けました。
スノーボードは2級→1級→準指導員と順調にテストを受け合格しました。
合格体験記はシーズンになったらブログに書きます。
ネタは山のようにあります。
自動車免許各種
以前ブログでも書きました。
⇒「大きな働く車に乗りたい」いろんな大型免許を取得したのは子どもの頃からの夢
・大型
・大型特殊
・大型けん引
・自動二輪中型
・自動二輪大型
などです。
普通免許は苦労して取りましたが、不合格はありませんでした。
フォークリフトなども取りました。
趣味編
・アマチュア無線4級
・小型船舶3級
アマチュア無線はスキー場でスキークラブの友人と連絡を取るために。
小型船舶はジェットスキー(カワサキ)やマリンジェット(ヤマハ)などに乗るため、
チャレンジしました。
どちらも勉強はまじめにしました。
社会人になってもテストはたくさんある
社会人になっても私は多くのテストを受けてきました。
資格を取るためのテストが多かったのです。
その資格の話になると、ネガティブな発言をされることがあります。
・資格じゃ食えない
・食えない資格を取ってどうするの
・資格は足の裏に付いた米粒(とっても食えない)
・暇人
・器用貧乏
・資格がなくてもすごい人がいっぱいいる
など。悪気(わるぎ)はないのでしょうが、そう言われるとさすがに少し落ち込みます。
もちろん、医師や、弁護士などの国家資格ではないので、それらの発言も当たらずも遠からずですが。
しかし、いやいや取ったわけではなく、自ら望んで取ったわけですから、あまり気にしないようにしています。
資格を取ることが目的ではなく、そのことをもっと勉強したいという思いからテストを受け、取得したのですから。
資格を取る利点は、少なからず、勉強をすることです。
練習をすることです。
いやいや学校のテストを受けていた学生時代とは違い、自らお金と時間を使って勉強や、練習をすることはとても貴重な体験ではないでしょうか。
本業をしっかり行いながら、仕事に関連した資格や趣味に関連した資格にチャレンジすることは、とても充実した時間を過ごしていることではないでしょうか。
私も残念ながら何回もテストを受けてダメだったこと。
多くの友人は1回で合格しているのに数回受けなければいけなかったことなど、順風満帆ではありませんが、あまり後悔はしていません。
落ちたときの残念な気持ちも記憶にありますが、合格したときの気持ちも覚えています。
合否回数に違いはあれ、過ぎてしまえば同じです。
社会人になってもテストを受ける人は、積極的行動のあらわれだとおもいます。
応援します。
【編集後記】
台風の接近、心配ですね。
私も週末は大阪です。サンダーバードが計画運休しなければいいのですが。
そんなことより、千葉の方々のほうが心配です。
たいしたことがなければいいのですが。
【昨日のOnce a day】一日一回新しいことを
・551の豚まんを自宅で
・かんか(店名)