監督やコーチ、顧問の先生が新しい人になったとき。
前任の人と考え方や指導方法(サポート内容)が大きく変わることがあります。
そんなときはどうしたらいいのか。考えてみました。*違う方向を指し示すコーチ(イメージ)
○○さんと言うことが違う
「前にいた○○さんと言うことが違う」よく聞かれる言葉です。
3月も中旬になり、そろそろ新しいチームの編成が決まりチームは始動します。
・監督の交代
・コーチの交代
・スタッフの交代
・キャプテンの交代
・選手の引退、卒業
・選手の入団、移籍
などが行われる季節です。
そんなとき、よくあるのが
・前の監督やコーチと考え方が違う
・前の監督やコーチとやり方が違う
・前の監督やコーチと教え方が違う
そうなると戸惑ってしまうものです。
私も経験してきたことですし、選手や生徒が言っているのもよく聞きます。
では、どうしたらいいのか。
どんな対策をたてたらいいのか。
トレーニングコーチの立場で考えてみます。
対策
ケンカしても仕方がない
新しく就任した
・監督
・コーチ
・スタッフ
などと、ケンカをしても仕方がないと腹をくくりましょう。
どれだけ前任の人の考え方や教え方が好きでも
もういないなら仕方がありません。
・その人についていく(移籍)
・自分がやめる
方法しかありません。
もちろん、自分の考えやおもいを新しい人に伝えることも大切です。
多くの人は、しっかりと話を聞いてくれるでしょう。
そして、おもいも「受け止めて」くれるはずです。
しかし、「受け入れて」くれるかはわかりません。
「受け止める」と「受け入れる」は違うので。
もちろんケンカ腰でいては「受け止めて」もくれません。
「イヤならやめてもいいですよ」
と、思っているかもしれません。
(口に出すとパワハラになってしまうので)
残念なことではあるのですが、メンバーやレギュラーに
選んでくれない可能性も高くなります。
ケンカしても仕方がないと腹をくくりましょう。
ときには、しれっと言うことを聞かない
もしも自分に絶対の自信があって、だれもが認めるエースなら、
しれっと言うことを聞かないのも方法です。
ある人は、監督の采配はダメだとおもっていて
いつも「あの人の言うことを聞いていたら勝てない」
と言っていました。
ある試合。
バントのサインを出されたのですが、しれっとサインを無視。
ヒットを打ってチームは逆転しました。
あとから監督に叱られたそうですが、
「すみませんでした。サインを見落としました」
と、謝っていました。
彼はチームの中心だったのでサインミスなどでは
レギュラーを外されることはないと、絶対的な自信があったそうです。
(結果オーライではあるのですが)
このように、絶対の自信があるなら「しれっと言うことを聞かない」のも方法です。
・もう使ってくれない
・レギュラーに選ばれない
・嫌われる
などのリスクはありますが。
ちなみにサインを無視した彼は高校時代の弟です。
演じる利口さを持つ
自分の考え方やプレースタイルに自信があるなら、その人が言うとおりやってみるのも方法です。
私は「演じてみせる」と言っています。
実力の伴う自信があれば、人の言うとおりにやることもできるはずです。
いくつかあるバリエーションの1つにすればいいのです。
自分の
・タイミング
・間合い
・リズム
・場所
・状況
・局面
・情勢
などのシチュエーションでしかできなければ、
そもそも実力を伴っていないかもしれません。
その人が言ったこと「も」できるようにすればいいのです。
それを「演じてみせる」利口さを持つことが大切です。
違った視点も参考にする
このように対策はいくつもあります。今のままでやり過ごすのも方法です。
しかし、違った(新しい監督の)視点で見てもらうことも
参考になるのではないでしょうか。
違った視点、違った観点から見てもらうことは勉強になります。
今までの自分の経験や、スタイルに凝り固まっていることもあるでしょう。
新しい視点からのアドバイスの1つだとおもい、
試してみてもいいかもしれません。
試してみて
やっぱり気持ちが悪い(感覚)
やっぱり合わない
やっぱりしっくりこない
なら、やめてもとに戻せばいいのですから。
その結果、
・メンバーに呼ばれない
・レギュラーに選ばれない
可能性もあると覚悟しましょう。
しかし、本当の実力があれば、アドバイスを聞いても聞かなくても
メンバーやレギュラーに選ばれるでしょう。
スポーツチームや部活動以外でも
・上司の交代
・部署の移動
・転職
なども同じです。
「前任の○○さんと言うことが違う」という前に
対策をたて、もっともっと実力をつけていきましょう。
■今日のあとがき
3/18(月)朝、自宅でルーティンのあと、
24時間ジムへ。ほんの軽くトレーニングをしました。
ファミレスへ向かいブログ。
細々とした仕事も。
明日の選手サポートのプログラムと
チームサポートの予定を確認。
夜は友人と自宅近くのお店で食事でした。
■Once a day(一日一回新しいことを)
・赤のバターチキンカレー
・Mujiクールネック長袖Tシャツ白