トレーニングコーチの部活動

トレーニングコーチとして部の指導ではなく、部活動をしてきました。

IMG_2621金沢学院大学ウエイトリフティング場にて

久しぶりの部活動

部活動でのトレーニング指導が仕事の1つですが、今日は部員として部活動に参加です。

以前、ブログで書きましたが、オリンピックリフティングをいろんな選手に指導したいという思いから、
ウエイトリフティングを金沢学院大学ウエイトリフティング部で学んでいます。
自分のデモンストレーション能力を高めたいと思ったのと、
どうせやるなら本格的にやろうと思ったのがきっかけです。

重量挙げを学ぶのは、オリンピックリフティングを指導するため

3月、4月は部に行けなかったので久しぶりの金沢学院大学(学院大)でのウエイトリフティングです。
そして5月から1か月ぶりに、ウエイトトレーニングを再開したばかりなので、気合と覚悟を持って参加してきました。

1か月ぶりのウエイトトレーニング。自分にトレーニングコーチをしてみた。

新1年生が男女合わせて24人、入部したそうで、雰囲気も変わっていました。

本日のプログラム

私のポリシーは

重量は軽くてもいいが、学生と同じプログラムをやる

です。学生の中に交じって一緒にやっています。
私とペアの学生には、プレート交換の回数が多くなり、
迷惑をかけますが。

以下プログラムになります。
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プログラム

ゴール設定

学生
西インカレに向けて6月28日~30日

県民体育大会に向けて7月7日

今日のゴール設定

学生
一本一本集中する

無理をしない。80~90%に抑える

1、F.Squat↑ 3×6

フロントスクワット
重量を挙げていく。3回を6セット

鎖骨と肩の前にしっかりバーをのせる。

2、Hang Snatch  80~85% 3×6

膝上ポジションからのスナッチ

スナッチベストの85%は一回も成功せず。
久しぶりで、ローキャッチがバランスよくできなかった。
まだ挑戦したかったが、今日のゴール設定により無理をしなかった。

3、Block Snatch 50% 5×6

私は初めての種目。
股関節の位置から床をしっかり踏み、一気にフルエクステンション
(最大伸展)
5回の回数がきつくヘロヘロ状態。ベストの50%は2セットできた。

4、C&J 80~85% (1+1)×2×10

クリーン&ジャーク
クリーン&ジャークベストの68%しかできなかった。
もともとジャークは苦手意識があるので挑戦しなかったのが正直なところ。
手首の不安もあるので徐々に。

5、Leg Lunge 男子80~100㎏ 6×5

レッグランジ

無理をしないでフォーム重視で取り組んだ。左右でやったので、いつもと逆足はきつかった。後ろ足の内転の意識が重要。
50㎏で。

6、cDL&SS↑ (3+5)×10

クリーン手幅のデッドリフト3回+ショルダーシュラッグ5回

デッドリフトは後半背中が丸まり、腰で持ち上げるフォームになっていた。
肩甲骨を内転させ、広背筋を緊張させる。股関節の伸展とタイミングを合わせる。
アドバイスをもらい、後半は軽くなったような「気」が。

7、Stiff Legged cDL 10×5

スティッフレッグドデッドリフト

膝を軽く曲げ、動作中は膝を固める。背中を伸ばして
上体が床と水平になるぐらいまで前傾していく。
背中ともも裏のトレーニング

8、筋トレ 腹筋・背筋

10㎏プレートを頭の後ろ抱え腹筋10×3
(各自 自由種目)
私は楽勝、ペアの学生はへばっていました。

16時45分開始、19時50分に一応終了しました。

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5-8練習ノート

ゴール設定を守る理由

久しぶりの割には、身体が軽く、疲労もなく取り組めました。
あえてセーブしたところもあったのですが、へばることなく
最後までしました。まずまずでした。

しかし、重量慣れしていなくて、スナッチではとても重く感じました。

☆「重量慣れ」……例えば70キロでいつもやっていれば、きついのはきついけれどその重さで何とかできます。
しかし、久しぶりに70キロでやると、できないことはないけれど、重く感じること。

県民体育大会に向けて、もう少し参加頻度を増やし、重量に慣れたいと思いました。と、記録に残しました。

 

今日の私のゴール設定は

「無理をしない。80%から90%に抑える」でした。

本当は、久しぶりの学院大で、テンションも上がり、身体も軽かったため
もう少し重量を扱えたはずでした。
しかし、やりたい気持ちをグッと抑えて、あえてやりませんでした。

なぜなら、今日のゴール設定があり、それを守ったからです。
久しぶりの学院大、ウエイトトレーニングを再開してまだ9日弱。
決して無理をしてはいけないのです。

ケガのリスクもありますし、フォームを崩さないためでもあります。

いくら2か月前まで、ガンガンやったとしていても
2か月のブランクは大きいものです。
最大筋力も、最大スピードも絶対に落ちています。
パワーはもちろんです。
(これを「デトレーニング」と言います)

2か月前の筋力レベルで、できた動作(フォーム)感覚でやると、
リフティング技術に狂いが生じます。

例えば、2か月前の、
筋力は5のレベル、
技術は5のレベルとします。
5と5のレベルで80キロを上げたとします。

2か月ぶりなので、筋力レベルが3に落ちているとします。
その状態で80キロに挑戦したらどうなるでしょうか。

3と技術5のレベルで、80キロが全く上がらないのが普通です。
でも技術レベルも3に落ちているかもしれません。
3と3のレベルなのに80キロ挑戦は無茶ですよね。

そしてフォームを崩す一番の原因は
3の筋力レベルをカバーするため、無理やり技術レベルを6や7に
上げようとしてしまうことです。

2か月間も休んでいたわけですから、
技術レベルが6や7になっているはずがないと想像できます。

この1や2の無理がフォームを崩す原因になるのではないでしょうか。

ケガから復帰した選手や、ブランクのある選手は
はじめ、調子がつかめなくて苦労するのはこれが原因ではないでしょうか。

筋力と技術を例に出しましたが、筋力と感覚と置き換えてもかまいません。

もしも私がそんな選手を担当することになったら、この時期だけ
無理をさせないことに最大の注意を払うでしょう。

このようなことを考えながら、選手に指導するように
今日は自分にもコーチをしてみました。

なにかの参考になっていただければ。

 

おまけ

ゆうちょ㎩yデビューしました。
8日、松屋で使ってみようと無理やり行ったのですが
5月中旬利用開始予定だったみたいで使えませんでした。
今日は100満ボルトではじめて使いました。

今日も1日1回新しいことできました。
Once a day

おしらせ 2  
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