大学の体育会に所属している学生あるあるです。
「解散」と「集合」という言葉。体育会のみんなは、「解散」という言葉が大好きです。
学生が解散中のリフティング場にて
「解散」が待ち遠しい
体育会に所属している学生が、夏休みの間、地元に帰省します。その期間、部活動が休みになるのを「解散」と言います。
大学生にとってはとても待ち遠しいものです。
夏休み真ただ中。運動部に所属している高校生たちは、インターハイや、まもなく始まる甲子園大会、夏練習や、夏合宿などイベントがたくさんあります。
体育会に属している多くの大学生は、大きな大会もなく、夏合宿に入るまでのわずかな期間、地元に帰省しているのではないでしょうか。
体育会あるあるなのかもしれませんが、親元を離れていた学生が、夏休み期間に帰省するために、部活動が休みになることを「解散」と言います。
毎日キツイ練習をしている学生たちにとってこの「解散」は本当に待ち遠しいものですし、うれしいものなのです。
私も大学一年生の頃は7月末にある「解散」だけを楽しみに、練習や、部活の準備(1年生の仕事)に耐えてきました。
なつかしい話です。
今日、ちょっとした用があり学院大のウエイトリフティング場に行くと
だれもいません。金曜日に「解散」になったからです。
誰もいないウエイトリフティング場をみて、私が大学生の頃の部活動の「解散」を思いだしました。
学院大リフティング部の学生もワクワクして帰省しているだろうと思うと私もなつかしく思えました。
体育会所属の学生は、「解散」が大好きなのです。
待ち遠しくない「集合」
大好きで待ち遠しい「解散」があれば、待ち遠しくない「集合」があります。「解散」はなかなか来ないのに、「集合」はアッという間にきます。
一般の大学生は、長い夏休みを、旅行したり、アルバイトに精を出したり、たくさん遊んでいるでしょう。
体育会の学生もそうしたいのですが、夏合宿や、夏の強化練習は避けては通れません。
大学や、どの部活動なのかによって「解散」の期間は違いますが、大学の夏休みと同じではないのがほとんどではないでしょうか。
学院大リフティング部は20日、「集合」だそうです。
私は毎年8月の15日が「集合」でした。
ラグビー部でしたから、集合は大学ではなく長野県の菅平。
2週間の地獄の夏合宿が始まるのです。
4年間、その「集合」が恐怖でした。
いつかその時の様子をブログに書きます。
学院大リフティング部には合宿はないようですが、
20日からは大学の授業が始まるまで、
午前、午後の2部練習が始まります。
地元の高校などで練習を続けていれば、「集合」してからの
練習はツラくはないでしょう。
しかし私が学生のときがそうだったように、地元で遊び過ぎて
まったく練習をせず、「集合」をむかえる学生が多いのでないでしょうか。
多少練習をしていても「集合」後の練習はツラいのです。
大好きな「解散」。1回だけさみしい「解散」
大好きな解散ですが、4年間に1回だけさみしい「解散」があるのです。
「集合」=「練習再開」ですから、すべて嫌なのですが、
「解散」は待ち遠しく、大好きな言葉だと書いてきました。
しかし、大学4年間のうちで一回だけ、「さみしい解散」があるのです。
それは自分が4年生の時の12月にある「解散」です。
「解散」は年に2回あります。1回目は、これまでに書いてきたように
夏の解散です。夏休みの期間中、帰省するための「解散」です。
2回目は12月のインカレや、冬の大会が終わり、冬合宿前や、春合宿前の期間です。大学の冬休みの期間中にも「解散」があるのです。
当然、学生はみんなうれしいのですが、唯一さびしく思うのは4年生です。
4年生はこれで、一応、大学生の部活動が引退なのです。
4年生にとっては「集合」のない最後の「解散」です。
引退の「解散」なのです。
学院大リフティング部も12月のインカレが最後です。勝敗がどうであれ、大会終了後「解散」です。4年生は同時に引退になるのです。
私は12月に行われた大学選手権で敗れた時点で「解散」でした。
勝ち続ければ1月15日にある日本選手権が最後でしたが、そこまで残るのは
大学1つだけですから大半の4年生それまでに引退でした。
あれだけ好きだった「解散」も4年生の冬の「解散」だけはさびしいものがありました。
試合に出ることができず、スタンドでノーサイドの笛を聞いたときは
「もう解散なんだ。もう引退なんだ」と思ったことを覚えています。
なつかしい話です。
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「解散」と「集合」
体育会でやってこられた方は、なにか、なつかしい思い出が
あるのではないでしょうか。
だれもいないリフティング場でふと「解散」のことを思いだしました。
【編集後記】
今日もBCリーグ、ミリオンスターズを観戦に行ってきました。
昨日にからの二夜連続です。
開始時刻の18時はまだ日が出ていて暑いので
日がくれた19時ころから観戦しました。
昨日とは違い、涼しい風がスタンドに吹いていました。
とても気持ちのいい時間でした。
【昨日のOnce a day】一日一回新しいことを
・ルビーチョコ&ベリーパンケーキ