パーソナルトレーナーを探すとき、確認しておきたい3つの資格があります。
持っていないとダメなわけではありませんが、3つのうち1つでも持っていれば少しだけ安心です。
*ある施設のパーソナルトレーニングルーム
プロフィールから確認する資格
私は同じ仕事をしている人のホームページやブログのプロフィールをよく見ます。
なかでも持っている資格を確認しています。
持っている資格を見るとその人の得意分野や背景が予想できるからです。
・鍼灸あんまマッサージ師
・柔道整復師
・理学療法士
など国家資格を持っている人なのか。
それともヨガやピラティスができるかなど。
パーソナルトレーニングを受ける人の目的によって変わってきます
・治療を含めたパーソナルトレーニングをしたいのか。
・ヨガやピラティスをしながらパーソナルトレーニングをしたいのか。
それ以外の目的、
・筋トレをしたい
・健康のため
・体力づくりのため
・もっと動けるカラダになりたい
・パフォーマンスの向上
・テニスのため、ゴルフのため、など体力づくりをしたい
であれば、トレーニングに関係する資格を持っている
パーソナルトレーナーを探した方がいいかもしれません。
私なら、3つの資格のうち、どれを持っているのかを確認します。
3つの資格
トレーニングには国家資格がありません。
しかし、多くの団体がトレーニングに関係する資格を認定しています。
そのなかでも3つの資格は、難易度も高く、合格するにはある程度の勉強が必要です。
その3つを紹介します。
NSCA‐CPTとCSCS
NSCAという協会が認定している資格です。
NSCAとは「全米ストレングス&コンディショニング協会」です。
名前はむずかしいですが、世界的にとても有名な協会です。
アメリカに本部があり、いくつかの国にも支部があります。
30年前に日本支部ができました。
NSCA‐CPTは「認定パーソナルトレーナー」の略
CSCSは「認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト」の略です。
この協会の資格を持っていれば、最低限の知識はあるだろうと予測ができます。
CSCSはアメリカのトレーニングコーチにはスタンダードな資格です。
JATI‐ATI
JATIとは「日本トレーニング指導者協会」です。
その協会が認定しているのがATI(認定トレーニング指導者)です。
上位資格には
「AATI」(上級トレーニング指導者)
「SATI」(特別上級トレーニング指導者)
があります。
この協会は2006年に発足しました。
日本におけるトレーニング指導者の確立を目標に立ち上がった協会です。
資格取得者も年々増えています。
NSCAの資格とJATIの資格を両方持っている人も多くいます。
健康運動指導士
健康・体力づくり事業財団が出している資格です。
以前は当時の厚生省との関係が強かったので、行政や病院などでは有名です。
3つの資格のなかでも養成講習の時間が長いのが特徴です。
最長の受験者は104時間の講習が必要です。
(私のときは全員144時間でした)
生活習慣病や、シニアの方々の体力づくり。
そのプログラム作成が得意とされています。
(私はこの資格で13年間、病院勤務ができました)
資格は最低限の質の担保
資格は最低限の質の担保です。
上記で説明した3つの資格。
どれかを持っているからといって安心というわけではありません。
また知識は最低限、担保されていますが「腕」はどうかわかりません。
実技もできるという保証もありませんし。
しかし、持っていないよりも持っていれば「少し」安心です。
取得したことによって最低限の質の担保があるからです。
資格のテストは難易度が高いですし、合格率も高くありません。
(30~65%ぐらい?)
ある程度、勉強をしなくてはいけません。
合格したあとも単位を取っていかなければ資格は継続できません。
取得するのも難しく、継続するにもお金や時間がかかる資格なのです。
資格がすべてではないのですが、紹介した3つの資格のうち
どれかを持っていればすこしだけ安心です。
パーソナルトレーナーを探すとき、3つの資格の有無を
参考の1つにするのがおすすめです。
■今日のあとがき
3/30(土)朝からファミレスで仕事。
(プログラムの確認、報告書など)
自宅に戻り少しだけゆっくり。
午後はスポーツ店に行き、来シーズンのための
スノーボードビンディングを購入。
(ビンディングとしては高価かな)
ブログを書いてから友人と食事へ。
サクッと行って帰ってきました。
■Something new Once a day
(一日一回新しいことを)
・カステラサンド
・河内のさいぼし