「0を1にすること」の難しさを実感しています。両国駅近く建設中ビル
0から1への苦しさ
カラーバス効果
あることを意識すると、それに関する情報が、無意識のうちに自分の手元にたくさん集まってくることをそういいます。
今の私は、新築中の家や、建設中のビルばかりが、
目に飛び込んできます。
それは、家の新築を考えているわけでもなく、新築マンションへの引っ越しを考えているわけでもありません。
「新しく建てるのは、たいへんだな」
「新築よりリフォームが断然簡単だな」
と、思うのは、最近、ずっと、0から1をつくる苦しさを
実感しているからです。
例えばブログ。
簡単とは思っていませんでした。
しかし、書き始める前から、これまでたくさんの人の
ブログを読んできたので、
こんなことを書こう
こんなことは書かないでおこう
こうした言い方で書こう
こんなふうに書こう
これぐらいのことを書こう
など、生意気にも思っていました。
でも書いてみると、すらすらと書けたのは最初の2日ぐらい。
毎日がスランプです。
「みるとやるのは大違い」
毎日、感じています。
もう一つは、次への準備について。
私は、4月から環境が変わり、次への準備、真っ只中です。
3月はじめより、いろいろ考えていたのですが、
今になってもなかなか進みません。
焦ってはいませんが、ときどき、もどかしさを感じます。
これまた、今までの継続ではなく0から1への作業です。
毎日がこのような状態なので、建築中の建物ばかり目に入ってくるのかもしれません。カラーバス効果です。
建築中のビル=0から1の作業
と感じているのでしょう。
1の感想を言うのは簡単
4月になるまで、0から1をつくる、苦しさをあまり経験してきませんでした。
ある程度の年齢になり、仕事でも、人や、人がやったことを評価する役割が多くなっていた、せいでしょうか。
できたもの、書かれたもの、人がやったことに対しての感想は
簡単に言うことができます。
完成した1に対して
・前から
・後ろから
・斜めから
・下から
など、角度を変えてみれば、たくさんの感想が出るでしょう。
意地が悪ければ、アラも探し出せるでしょう。
細かいことを見つけた自分に酔っていたのかもしれません。
0から1をつくったことに対しての感想ではなく、
出来上がった1に対しての感想を言うこと。
それはとても簡単なことだったのです。
本を読んでも、「つまらない」
ブログを読んでも「もう少し違うこと書けば」
と、生意気にも思っていました。
「じゃあ、お前が書いてみろ!」
と言われれば、何も返す言葉がありません。
そういえば、人に対しては、生意気に言っていましたが
自分には、あまあまでした。
3月に講師をした講座の感想。
評価の多くは普通でしたが、中には辛辣なご意見が。
ちょっと落ち込む自分と、「じゃあお前がやってみろ」と思う自分。
0から1をつくった自分を認めて欲しかったんですね。
立場が変わると。。。
反省です。
0から1はすごいことです。
トレーニングも同じ。0から1が難しい
ブログのことや、仕事の準備のことばかり考えていましたが
よく考えるとトレーニングもいっしょでした。
トレーニング方法をしっかり覚えてしまえば(0から1にしてしまえば)あとは正しく継続していくだけです。
道具の使い方、やり方、フォームなどを正しく学べば、いつでもどこでもトレーニングができるようになります。
一番難しいのは、「どこの筋肉に効いているのか」がわかることです。
例えば筋トレ初心者。
ベンチプレスは胸のトレーニングですが、初めのうちは、腕ばかりがしんどくて、胸に意識がいきません。
腕のトレーニングをしているような感覚です。
トレーニング中、胸に効いていると感じるのは少し時間がかかります。
しかし、これも正しいトレーニング指導を受ければ次第にわかってきます。
やっぱりトレーニングも0から1が難しいです。
今回は0から1にする難しさを書いてみました。
確かに苦しいことですが、0から1にすることは
1から2にするよりも、成長を実感できるのではないでしょうか。
そして、できた喜びを一番感じられるとき。
と、思うようにしましょう。
そうすれば、0から1にチャレンジして
いけるのではないでしょうか。
苦しいですが。
おまけ
高校からの友だちと久しぶりに会いました。
高校の時は少年隊のダンスを彼から習いました。
東山のポジションをやらしてくれとお願いしました。
懐かしいおもいでです。